アクセンチュアはどんな会社?企業の強みから新卒の仕事内容まで | 評判を徹底解説!

待遇の良さや身につくスキルから、新卒中途問わず多くの求職者に人気のコンサルティング業界ですが、今回はその中でも世界最大級の規模を誇る外資系コンサルティングファームである「アクセンチュア」について、その日本法人に焦点を当てて紹介します。

本記事のポイント

  • アクセンチュアは、世界時価総額ランキング35位の世界最大のコンサルティングファームである
  • アクセンチュア(日本法人)は、テクノロジーと机上の空論で終わらないサービス提供に強みを持ち、大企業のシステム開発・運用・導入支援の大型プロジェクトで多くの実績を残している
  • アクセンチュア(日本法人)は、競合他社と比較して圧倒的な一人当たり売上高を誇る=高付加価値のサービス提供ができている
  • アクセンチュア(日本法人)は、風通しのよさや若手の成長環境が特徴である一方で、グローバルの業績不振の影響を被った評価・報酬制度に不満が募る組織である
目次

アクセンチュアとはどんな企業?

国内で10拠点以上を持ち、約25,000名を抱えるアクセンチュアは、テクノロジーに強みを持ちながらも、クライアント企業が抱える課題の上流から下流までをワンストップで支援するサービスラインを持っているコンサルティングファームです。

近年では「アクセンチュア ソング」と呼ばれるデザイン、クリエイティブ、データ、テクノロジー、マーケティングの専門家が集まり「カスタマーエクスペリエンス変革支援サービス」を提供する組織ができていたりと、その裾野を広げています。

アクセンチュアの企業概要

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日本法人グローバル・グループ
企業名アクセンチュア株式会社
(Accenture Japan Ltd)
Accenture
代表者江川 昌史(CEO – アクセンチュア ジャパン 兼 共同CEO – アジアパシフィック)ジュリー・スウィート(会長 兼 最高経営責任者)
所在地
(主要オフィス)
【東京オフィス】
赤坂インターシティ(東京都港区赤坂1-11-44)
赤坂インターシティAIR(東京都港区赤坂1-8-1)

【みなとみらいオフィス】
MMパークビル(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-3)

【関西オフィス】
大阪中之島ビル(大阪府大阪市北区中之島2-2-2)
世界49か国200都市以上
従業員数
(2024年6月時点)
約25,000人約750,000人
(引用:アクセンチュア株式会社 会社概要

日本法人では、上記の所在地以外にも北海道・東北から九州までの主要都市に「アクセンチュア・イノベーションセンター」や「アクセンチュア・インテリジェント・オペレーションセンター」等といった拠点が点在しており、アクセンチュアの広範囲にわたるサービスラインを支えています。

(引用:26卒新卒採用案内|アクセンチュア

アクセンチュアの業績①:コンサル市場の約5倍のスピードで急速成長

次にアクセンチュア(日本法人)の売上高の推移を紹介します。

以下のグラフはアクセンチュア(日本法人)の売上高・営業利益・売上高成長率の2019~2023年における変化を示しています。

このグラフより、アクセンチュアは2019年から2023年の5年間、毎年10%以上の前年比成長を達成し、売上高は2倍・営業利益は約1.7倍に成長してきたことが分かりました。

(アクセンチュア株式会社 決算公告を基にPRACAREER運営にて作成)

また、売上高成長率に関しては年平均成長率:CAGRは18.4%であり、これは日本国内におけるコンサルティング市場の年平均成長率(IDC Japanの予測)4.0%を大きく上回る数字です。

主要な競合として挙げられるBIG4各グループの年平均成長率と比較しても、アクセンチュアの成長率は圧倒的に高くその急速成長を感じさせます。

企業名年平均成長率(2019-2023)
アクセンチュア18.4%
PwC Japanグループ11.1%
デロイトトーマツグループ8.7%
EY Japan10.9%
KPMGジャパン不明(2019-2022:6.4%)
運営者:Yuhei

これらのことから、アクセンチュアは日本で急速に業績を伸ばしていることが分かりますね!

アクセンチュアの業績②:業界で圧倒的な一人当たり売上高

さらに深ぼってアクセンチュアの業績を見ていくため、競合他社とも業績を比較していきます。

以下のバブルチャートは、アクセンチュアと同様の総合コンサルティングサービスを提供する主要プレイヤーに対して、縦軸に一人当たり売上高・横軸に売上高・バブルサイズに従業員数を取ったものです。

(各社の売上等の情報を基にPRACAREER運営にて作成)

このバブルチャートより、アクセンチュアは日本の総合コンサルティングファームにおいて圧倒的トップの売上高と一人当たり売上高を誇ることが分かります。

一人当たり売上高が高いということは、競合他社と比較して「付加価値が高いサービス」を提供しているということを意味します。

アクセンチュアの強みは「E2Eのサービス提供」を実現する組織にあり

アクセンチュアは、他ファームと比較してケイパビリティの幅が広く、戦略策定からシステム開発、アウトソーシングまでをクライアントのニーズに合わせて「全てアクセンチュアで」担うことができます。

先述のように急速成長と付加価値の高いサービスを実現している背景には、アクセンチュアの「本当の意味でのEnd to Endサービス提供」を実現する組織規模と体制があるようです。

アクセンチュアの組織形態:上流から下流まで

ここで、アクセンチュアの強みの源泉となっている組織形態についてみていきます。具体的なサービスラインとその概要は以下の通りです。

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サービス概要
Strategy & Consulting経営戦略から業務プロセス改革までを支援し、持続可能な成長のための総合的なコンサルティングを提供。デジタル技術を活用した変革にも注力。

【ストラテジー】
お客様の未来を形作るパートナーとして、革新的かつ破壊的な変革を考案し、ビジネスとテクノロジーを融合したソリューションを提供

【業界別・領域別コンサルティング】
専門的な業界知識や、アナリティクスを活用し、お客様の経営や事業の変革実現・成果創出を支援。

【AIプロフェッショナル】
人口知能(AI)やアナリティクス、自動化のテクノロジーと知見を駆使し、お客様のイノベーションを創出。
Technologyクラウド、AI、データ分析などの最新技術を活用し、クライアントのITインフラを強化。システム開発や導入支援も含む。
Operations業務効率化とコスト削減を目指し、バックオフィスの最適化やアウトソーシングサービスを提供。
Song顧客体験の向上を目的に、デジタルマーケティングやブランド戦略の設計を支援。
Industry X製造業やエンジニアリングに特化したデジタル化ソリューションを提供。スマートファクトリーやIoTの導入を推進。

上流~中流あたり(戦略策定など)を行うのがStrategy&Consulting、下流の実行(システム開発やBPO)を担うのがTechnologyとOperations、特別なテーマを専門に扱うSongとIndustry Xという構造になっています。

運営者:Yuhei

求職者目線では「自分自身がどの領域に関わりたいか」を明確にしておくと良いでしょう。

また、アクセンチュアは他のコンサルティングファームと同様、上記で紹介した5つのサービスラインを横軸として、縦軸に各業界のサービスラインも存在しており、それらの掛け合わせのマトリクス型組織でサービスを提供しています。

(引用:アクセンチュア株式会社 会社説明動画 2024 | Accenture Japan

現役社員が語るアクセンチュアの強みは?

また、今回の記事作成にあたり、現役社員の方3名にインタビューをしたところ、以下のような強みも見えてきました。

は?

  • E2Eのサービス提供をする中でも、特にITソリューションの幅広さは強みであると感じる。
  • 先進的な技術(生成AI等)にどんどん投資をしており、実際にAWSやNVIDIAと強固なパートナーシップを築くなど、業界内においては、テクノロジー関連で一歩先を見据えた動きができている。
  • システム開発に関してインドやフィリピンとの連携があり、グローバルにコラボレーションしながらプロジェクトを推し進められることも強みである。

総じて、テクノロジーに関係しての強みへの言及であったことから、アクセンチュアがいかにテクノロジーに強みを持つ企業であるかが伝わってきました。

さらに、アクセンチュア株式会社は2024年12月4日(水)に、代表の江川氏によって新執行体制の説明が行われましたが、その中でも重点領域として「データおよびAIに関する取り組み」を掲げており、そのテクノロジーへの強みをさらに増していくとのことでした。

加えて、代表の江川氏が「従業員などの個人の仕事を支援するAIエージェントを活用し、社内外のさまざまなAIエージェントと連携することでビジネスプロセス全体を自動化させていく「デジタルツインエンタープライズ」へとアクセンチュア自身が変革していく」との趣旨の説明をしており、テクノロジーに強みを持ったコンサルティングファームならではの取り組みに期待がかかります。

アクセンチュアの新卒1年目の仕事内容は?

ここまでアクセンチュアとはどんな企業か、どんな強みを持っているかについて紹介しました。

次に、アクセンチュアではどのような仕事をするのか、新卒1年目の仕事内容について紹介します。

コンサルティングから広告プランナーまで!?職種別新卒1年目の仕事内容

アクセンチュアの新卒採用ページでは、各職種の新卒1年目の仕事内容について、キャリアブログという形で紹介されていました。

それらを「経験したプロジェクト」と「仕事内容」の観点から以下にまとめました。

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職種経験したプロジェクト仕事内容
ビジネスコンサルタント電機・ガス小売事業者の顧客に対する、顧客情報管理システムの運用・保守プロジェクト運用プロセスの要件定義~本番移送、プロジェクトのATCI(Advance Technology Centers India)立ち上げのサポート(進捗管理、課題や解決策の共有など)を担当
戦略コンサルタント通信業界の顧客に対する、新規サービスの立案から立ち上げの支援プロジェクト
カード会社の中期経営計画策定プロジェクト
主に、競合他社のリサーチ、パワーポイント資料の作成等を担当
主に、市場や競合他社等の外部環境のリサーチ、エクセル分析、パワーポイント資料の作成等を担当
デジタルコンサルタント小売業界の顧客に対する、売上や在庫データの可視化を通じた意思決定プロセス改善プロジェクト設計・開発及び検証を主に担当
ソリューション・エンジニア社内案件でトレーニングの受講状況等を管理するWEBシステムの追加改修を行うプロジェクト
官公庁の顧客に対する、デジタル関連の大規模プロジェクト(業務効率化・自動化ツールの開発、保守運用チーム)
Java(Spring Boot)、Bootstrap、jQueryなどを扱い、主に新規昨日の設計、開発、テストを担当
Power AutomateやVBAなどを扱い、新規ツールの要件調整から開発、テスト、既存ツールの保守運用を担当
AIアーキテクト画像処理システムのAIモデルを提案するために必要なデータ収集を担当
顧客応対システムの開発を担当
データサイエンティスト化粧品メーカーの顧客に対する、全社的なDX支援プロジェクトデータ抽出、モデル構築、結果の可視化、分析に内容に対する資料作成、顧客へのヒアリングを主に担当
デザイン職電子決済サービスのあるべき体験増を提示するプロジェクト現地観察やインタビューなどの定性リサーチ、現状の課題分析とあるべき体験増の描画を担当
クリエイティブ職(コピーライター兼プランナー)通信会社に対する、新規事業計画支援プロジェクトコピーライティングの提案からイベントの企画まで幅広く担当
コンテンツデザイン職官公庁、化粧品メーカー、飲料メーカーなどに対するデザイン関連プロジェクトバナー、Web、UI、モーション、撮影など幅広い役割で制作を行う
(引用:アクセンチュア 新卒採用 キャリアブログ

このように職種別で仕事内容を見ていくと「コンサルティングファーム」という呼び名では表しきれないアクセンチュアのケイパビリティの広さが目に見えて分かります。

例えば、ビジネスコンサルタント職や戦略コンサルタント職はいわゆるデータ分析からの示唆出し・資料作成等といった「コンサルタントっぽい」仕事をしている一方で、ソリューションエンジニア職やAIアーキテクト職はコーディングが中心のエンジニアらしい仕事、そしてクリエイティブ系になると広告代理店のような仕事をしています。

運営者:Yuhei

近年コンサルティングファームは「汎用的かつハイレベルなスキルが身につくから」という理由で選ばれがちですが、職種によってこれだけ仕事内容が変わってきますので、入社前からしっかりとその後のキャリアを考えておけると良いのではないでしょうか。

どんな案件がある?アクセンチュアの支援事例

タイトル別の仕事内容は上記の通りですが、関わる仕事のテーマはどのようなものがあるのでしょうか。

今回はアクセンチュアが公開している情報の中からいくつかピックアップしてプロジェクトの事例を紹介します。

クライアント概要
JFEスチール約5,000万ステップを擁す大規模一貫製鉄所基幹システム刷新とその期間短縮実現を支援
三菱自動車安全・安心な次世代モビリティ実現へ。サイバーセキュリティ対応の期間とコストを大幅削減
ENEOS基幹システム利活用の核となるSAPスペシャリスト育成プログラム構築を支援
横浜銀行365日お客さまに寄り添うために、スクラッチでアプリを開発
海上自衛隊「今」に呼応する柔軟性と即時性を実現していくDXを支援
運営者:Yuhei

気になる事例までインプットして選考に挑めると、就活生の中では間違いなく差別化につながります!是非、興味のある部署と併せてインプットしておきましょう!

事例として紹介されていたどの案件も、日本を代表する企業や官公庁などといった日本社会に大きなインパクトを与えている企業や組織の数々をクライアントとしており、アクセンチュアの仕事のスケールの大きさが伝わってきますね。

アクセンチュアはどんな組織?評判から紐解く組織文化

次に、アクセンチュアはどのような社風・組織文化なのか、実際のデータや、社員の声も踏まえながらまとめていきます。

まずは、社員口コミで有名なOpenworkのデータからご紹介します。

Openwork 会社評価スコア4.34(上位1%)
スコア最上位の項目20代成長環境(4.6/5.0)
スコア最下位の項目人材の長期育成(3.3/5.0)
(Openworkの公開情報を基にPRACAREER運営にて作成)

会社全体の評価は5点満点中4.34点と非常に高く、Openworkに記載されている企業の中で「上位1%」でした。

加えて、アクセンチュアは働きがいのある企業ランキング2024(オープンワーク社)で総合9位にランクインするなど、総じて非常に社員・元社員からの評価が高い企業であることが分かります。

また、同社において会社評価スコアが最も高い項目は「20代成長環境」でした。

これは事業会社の3倍のスピードで業務を進めなければならないと言われるコンサルティング業界であるからこそ、スピード感を持った成長が見込めるのでしょうし、それを実際に社員の方が体感している証とも言えるでしょう。

そして、同社において会社評価スコアが最も低いの項目は「人材の長期育成」でした。

しかし、この項目は主要総合コンサルティングファーム各社とも相対的に低いスコアとなっており、人の出入りが激しいコンサルティングファーム全体における特徴と言えるでしょう。

そのため、特段アクセンチュアにおいて問題となっている項目、というわけではないと考えられます。

(Openworkの公開情報を基にPRACAREER運営にて作成(緑:スコア高・黄:スコア中・赤:スコア低))

上記は主要な競合として挙げられるBIG4各社のコンサルティング部門とアクセンチュアの各種項目のスコアを比較した表です。

「社員の士気」「風通しのよさ」「20代成長環境」の3つの項目において、他社比で1位(同率含む)の項目となっており、働き方や成長に関して他ファームよりも良い評価を得ていることが分かりますね。

運営者:Yuhei

 新卒入社の現役若手社員が語る、アクセンチュアの良いところ・悪いところは?

また、本記事をまとめるにあたり、上記のデータから仮説を持ったうえで、PRACAREER運営チームではアクセンチュアの現役社員の方3名にインタビューを行いました。

その中で印象的であった「アクセンチュアの良いところ・悪いところ」について、簡単ではありますが、以下にまとめます。

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良いところ(強みや好きなところ)悪いところ(不満や改善点)
Aさん
(男性、新卒2年目、テクノロジーコンサルタント)
多様なバックグラウンドの社員がいて、オープンかつフラットなコミュニケーションが取れる
入社当初の想定よりも残業が少なく、ワークライフバランスを気にした働き方ができる
業務の担当マネージャーとの相性次第で成長の度合いや得られる評価も大きく変わってくる印象で、上司ガチャ要素が極めて高い
Bさん
(女性、新卒3年目、ビジネスコンサルタント)
評価について、現場のマネージャーと担当のPeople Leadが定期的にフィードバックをくれるため、キャリアについて考える機会が多い
同期との関係はもちろんのこと、上下関係が強くなく、自由なコミュニケーションができる
入社初期のプロジェクトが、システムのヘルプデスク的な役割で質問対応などを行うプロジェクトであったため、身に着けた知識や経験を汎用的に使うことが難しく、成長があまり感じられなかった
Cさん
(男性、新卒3年目、戦略コンサルタント)
案件にもよるが、基本的に戦略チームが取り扱うテーマは難易度が高く、否が応でも成長できる環境になっているグローバルの不調の影響を、好調な日本法人が被ること(プロモーション枠の削減や給与据え置きの決定)に不満を感じる

縦と横のコミュニケーションに関しては非常に良い声がたくさん聞こえており、アクセンチュアの風通しの良い文化が見えてきました。

また、ワークライフバランスについても社員の皆さんから良い評価を得ているようで、月の残業時間の制限によってある程度大変さは軽減されていること、そして万が一とても忙しい時期があってもその後でしっかりと休めることに言及されることが多かった印象です。

成長に関して、Openworkのデータでは評価が高く出ていましたが、育成環境は整備されている一方で、入る案件や上司によってはなかなか成長実感が得られないということもありそうでした。

そして評価に関しては、その仕組み自体(現場のマネージャーと担当のPeople Leadからのフィードバック)については良い声が上がっていたものの、グローバルの影響を被って給与が据え置きになるといった状況についてはなかなか納得できていないようでした。

また、これはコンサルティングファームあるあるで、アクセンチュアに限った話ではないかもしれませんが、プロジェクトの上司との相性が悪い場合は自身のパフォーマンスや評価も振るわないことがあるため、そこに不満が一定生じているとのことでした。

新卒目線でアクセンチュアの組織文化をまとめると、

  • 多様性に溢れて自由なコミュニケーションができる風通しの良い文化を持ち、仕事と私生活をバランスよくこなし、成長も感じながら働くことができる環境
  • 上司ガチャ的な要素で評価が決まってしまうことや、グローバルの業績不振の影響を被ることで自身の評価や報酬に悪影響が出ることに対して不満が生じている組織

と言えるでしょう。

まとめ:アクセンチュアのキーワードは「デジタル×E2E・多様性・ホワイト化」の3つ

本記事では、アクセンチュアの企業としての特徴や、実際に働く社員の声をもとに、同社の強みと組織文化等を詳しく見てきました。

アクセンチュアは、世界最大級のコンサルティングファームとして、特にデジタル領域での変革支援で強みを発揮しており、特に日本法人は過去5年間で毎年二けた成長を遂げ、売上も2倍にするなど、急速な成長を遂げています。

社内環境においては、多様性に富んだ人材が活躍し、フラットなコミュニケーション文化が根付いています。社員の士気や成長環境において高い評価を得ており、残業時間の制限や休暇取得の保証など、ワークライフバランスへの配慮も充実しているようです。

ただし、担当プロジェクトや上司との相性により経験の質に差が出る可能性があり、またグローバル企業特有の課題として、グローバル(特にUS)の業績状況が日本法人の個人の昇進や報酬に影響を与えることもあります。

それでも、充実した育成環境と幅広い経験を積める機会があることから、キャリア形成を重視する方にとって、魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。

是非、これらの情報を参考にしていただき、アクセンチュアの志望を考えてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

アクセンチュアではフルリモートでの稼働は可能ですか?

プロジェクトによっては可能であるとのことです。しかし、近年ではオフィス出社を増やしていく方向に舵を切ったとの口コミもありますので、要注意です。

アクセンチュアに入るにはどれくらいの英語力が必要ですか?

入社のために英語は必要ありません。プロジェクトワークでも使わないことがほとんどだと言います。しかし、タイトルを上げていくためにはTOEIC等の点数要件があるので、その点は注意が必要です。

アクセンチュアでは副業はできますか?

原則禁止ではあるものの、制度上副業は可能です。アクセンチュアのビジネスと競合しないなど、様々な要件があり、承認が下りれば正式に副業ができます。

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