【26卒・27卒向け】新卒でデロイトに入社するには?| 就職難易度や初任給について解説!

運営者:Yuhei

デロイトトーマツコンサルティングについて、給与等の待遇から働き方まで、就活生が知っておくべき情報の全てをまとめています。

事業会社の3倍のスピードで成長できるとも言われるコンサルティング業界。給与が他業界と比較して高いこともあり、昨今、多くの就活生が目指す業界です。

今回は、世界4大監査法人の1つ、Deloitte Touche Tohmatsu(デロイト・トウシュ・トーマツ)のブランドを持ち、総合コンサルティングファームとして幅広いサービスを展開している「デロイトトーマツコンサルティング」について、就活生の皆さんの代わりに「就活生が知っておくべき情報の全て」を徹底的にリサーチし、まとめました。

是非本記事をご活用いただき、就職活動を効率的に進めていただければと思います。

目次

デロイトトーマツコンサルティングとはどんな企業?

まずは、デロイトトーマツコンサルティングとはどんな企業なのかについて、企業の概要からこれまでの成長、そしてこれからの方向性について行ったリサーチを踏まえ、就活生の皆さんの代わりに必要な情報をまとめました。

同社を志望するか否かを意思決定したり、志望動機を作るために十分な材料が揃っていますので、是非じっくりお目通しいただければと思います。

デロイトトーマツコンサルティングの企業概要

以下がデロイトトーマツコンサルティングの企業概要です。デロイトトーマツグループのコンサルティング部隊の同社ですが、約5,100名と多くの人員を抱えており、拠点も国内に6つ(熊本は半導体拠点)構えるなど、日本国内で幅広くサービスを提供していることが伺えますね。

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企業名デロイトトーマツコンサルティング合同会社
※英名:Deloitte Tohmatsu Consulting LLC
代表者(代表執行役)神山 友佑、長川 知太郎
所在地(オフィス)・丸の内二重橋ビルディング(東京都千代田区丸の内3-2-3)
・JPタワー名古屋(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1)
・淀屋橋三井ビルディング(大阪府大阪市中央区今橋4-1-1)
・四条烏丸FTスクエア(京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20)
・エルガーラ(福岡県福岡市中央区天神1-4-2)
・熊本第一生命ビルディング(熊本県熊本市中央区新市街11-18)
・赤坂ヒルサイドハウスII(東京都港区赤坂9丁目5-14)
従業員数5,111名
※デロイトトーマツグループ:約20,000名
※グローバル:460,300名
デロイトトーマツコンサルティングの丸の内二重橋前オフィス
(引用:有限責任監査法人トーマツ 定期採用サイト

また、デロイトトーマツグループには主に監査を行う有限責任監査法トーマツや、税務を行うデロイト トーマツ税理士法人、リスクアドバイザリーを専門とするデロイトトーマツリスクアドバイザリー合同会社があり、それぞれが必要に応じて連携しながらサービスを提供しており、そのような様々なプロフェッショナルサービスが一つのグループの中にあることで、クライアントに対するワンストップサービスを実現しています。

デロイトトーマツグループの「トーマツ」とは、元日本海軍主計少将で、戦後に公認会計士となり、有限責任監査法人トーマツを創設した「等松 農夫蔵」の苗字であり、BIG4の中で唯一日本人の名前を冠するファームなんです!

 デロイトトーマツコンサルティング合同会社のオフィス(東京)は、上述の通り丸の内二重橋ビルディングの中に入っており、皇居を一望できる眺望と貸会議室などを持った高機能オフィスで、多くのプロフェッショナルが働いています。

丸の内二重橋ビルディング
(引用:三菱地所 オフィス情報 丸の内二重橋ビル
運営者:Yuhei

デロイトトーマツコンサルティング現役社員の方によると、二重橋オフィス内にコーヒー等が無料で飲める自動販売機があるとのこと!

デロイトトーマツコンサルティングの主要サービスと言えば?

次にデロイトトーマツコンサルティングの主要サービスをリサーチしました。

「デロイトといえばコンサルティング」と想起する方が多いと思いますが、総合コンサルティングファームだけあって、その内側には様々な種類のコンサルティングサービスが存在しています。

デロイトトーマツコンサルティングのサービスライン
(引用:デロイトトーマツコンサルティング 新卒採用 部門紹介

デロイトトーマツコンサルティングでは、主に企業のさまざまな組織、機能、目的に対応したサービスを提供する「オファリングサービス(横軸)」と、さまざまな業界・業種ごとの専門的知識とプロジェクト経験をもつ「インダストリーサービス(縦軸)」を提供しています。

他の総合コンサルティングファームと同様のマトリクス型組織で、いわゆるソリューションのプロフェッショナルとインダストリーのプロフェッショナルがチームアップすることで、デロイトトーマツコンサルティングとしての総合力を発揮し、クライアントに価値貢献しているようです。

就活生の皆さんは、どのインダストリー・どのソリューションでプロフェッショナルになりたいかを考えつつ、志望動機を考えると良いのではないでしょうか。

デロイトトーマツコンサルティングのこれまで

次に、デロイトトーマツグループのImpact Report 2023より、デロイトトーマツコンサルティングがどのような成長を遂げてきて、現状どのような状態になっているのかを紐解きます。

まずは、FY23のコンサルティングビジネスの概況です。

デロイトトーマツグループの同レポート上、FY23の5ビジネスの活動概況におけるコンサルティング部門については、以下のように語られています。

コンサルティングは、ビジネスモデル、ワークスタイル、社内オペレーション等、あらゆる局面において変革に取り組むクライアントの伴走者として、AdviseからImplement、OperateまでEnd to Endでの支援を行っています。

FY23は急速な進化を遂げている⽣成 AIに関する知見を拡充すべく社内環境を整備し、より幅広い支援をすべくこの領域における専門性の強化を進めています。

これまで培ってきた、SAP、Salesforce、Anaplan等の業界リーダーとの連携も引き続き強力な原動力としながら、AI含む各種デジタル領域のケイパビリティを拡大・強化し、我々自身の自己変革を続けていきます。

このビジネス概況の中において、SAPやSalesforce、Anaplan等のエンタープライズ向けソフトウェアについて言及されていることから、デロイトトーマツコンサルティングは「デジタル」が強みである、かつ力を入れて取り組んでいるテーマであることが分かります。

その次に、グループ全体にはなりますが、売上高とその成長率についてみていきましょう。

売上高約3,346億円(グループ全体)
※コンサルティング、フィナンシャルアドバイザー等の各種サービスの合計:約1,656億円
過去5年におけるCAGR
(過去5年平均で売上高をどれだけ伸ばしたか)
8.7%
※市場平均4.0%(2019年~2024年)
(参照:デロイトトーマツグループの各年度におけるImpact ReportIDC Japan

まずは、売上高とその成長率です。デロイトトーマツグループの全体はFY23において、「約3,346億円」の売上高を記録し、過去5年の年平均成長率(CAGR)は8.7%という数字になりました(上記参照情報を基にPRACAREER運営にて算出)。

コンサルティング業界で見ると、世界4大監査法人という括られ方をするように、国内市場において売上高が大きい企業であることは明らかですが、特筆すべきはその成長率にあると考えられます。

なぜなら、日本におけるコンサルティング市場の年平均成長率が4.0%に対して、デロイトは8.7%という数字になっており、これより「デロイトトーマツグループは、市場の成長スピードを約2倍上回るスピードで成長を遂げている」ということが言えるからです。

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デロイトトーマツグループはコンサルティング市場の伸びを大幅に上回る成長を遂げていますが、その裏側にはどんな理由があるのか・コンサルティング部門も同様に成長しているのか、是非考えてみたり、OB訪問や逆質問の際にに聞いてみてくださいね。

デロイトトーマツコンサルティングのこれから

以下ではデロイトトーマツコンサルティングが属するデロイトトーマツグループにおいて、どのような経営戦略や計画が設定されているのかについてまとめます。

直接志望動機に使えるような内容も記載しておりますので、是非参考にしてください。

「Vision2030」実現に向けた「People First」の取り組み

デロイトトーマツグループは、パーパスである「Making an impact that matters」を踏まえ、2030年までに達成したい「Impact」を定義しています。そのImpactは「Vision2030」としてまとめられ、デロイトトーマツグループの価値創造の礎となっています。

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Social Value私たちは、日々のサービス展開と同時に、自らが誠実な組織であり続けることにより、社会の公器としての範を示し、市場における企業活動の信頼と信用を高める。

そしてソーシャルセクターとの協働の下、持続可能性の高いビジネスモデルを提言・実現することにより、未来の子供たちに向けて、より良い地球環境・資源を繋いでいく。
Client Value私たちは、創造性に溢れた洞察を伴う、未来アジェンダの提供、及び、複雑な課題解決を通じて、クライアント企業の持続的な成長と、社会的信頼の獲得を、共に実現する。

そして企業に求められる変化対応能力、また国際競争力の具備を牽引しうる、次世代リーダーシップ人材を輩出すると共に、その活躍を後押しするプラッ トフォームを提供する。

私たちは、未来の産業像の提言、また同実現に向けたルール形成を通じ、日本(或いは個別地域社会)における適正、かつ、競争力を有した経済活動を実現する。
People Value私たちは、人材が全てであるプロフェッショナルファームとしての価値創造は人と人が身を置く環境を整備することから始まると考える。

多様な人材が共通の価値観に基づき、内発的な成長意欲に動機づけられる状態をPeople Firstとして掲げ、People Firstを通じて私たちは唯一無二のキャリア体験と自己実現の場を提供すると同時に、オープンで協調的な文化を醸成することによって、才能あるプロフェッショナルたちを、誇りと共に輝かせ る。
(引用:デロイトトーマツグループ Impact Report 2023

これら3つの価値創造の次元を上げていくために、デロイトトーマツグループが「One of a Kind」となることを掲げており、その為の取り組みとして以下に記載の「People First」を目指したものがあります。

デロイトトーマツコンサルティングのPeople Firstという考え方についての解説
(引用:デロイトトーマツグループ Impact Report 2023

具体的には「従業員個人が常に新しい思考を取り入れる余白を持つことや、他者と学び合い、ともに飛躍を遂げることを促す環境を作る」とインパクトレポートの中では述べれらています。

その環境づくりの取り組み例として、プロフェッショナルサービスという共通項でつながった異なるビジネスのメンバー(例えば税務のプロフェッショナルとコンサルティングのプロフェッショナル)がチームを編成し、総合力でサービスを提供するMDM(Multi-Disiplinary Model)の推進や、グループ内外を問わず人材が共に学ぶ場としてのDeloitte Universityの設立が挙げられています。

さらに、「People First」の取り組みを行うために、デロイトトーマツグループではタレント・人事の2名の執行役を設置し、以下3つの領域で活動を推進しています。

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カルチャー醸成共通の価値観に基づいた、高い倫理観と多様性、個々のウェルビーイングを兼ね備えた組織文化創り
人材育成専門的なテクニカルスキルと共に、傾聴やコーチングなどのソフトスキル、加えて心身のウェルネスなど、多様なコンテンツを自由に学べる機会と実践機会の提供
採用組織の外にいる「仲間」に、より分かり易く文化や業務を伝え、多様な人材から共感に基づいて選ばれる組織
(引用:デロイトトーマツグループ Impact Report 2023

新たなビジネスモデル「AEB:Asset-enabled Business」の確立に向けて

デロイトトーマツグループは、これまでプロフェッショナルが提供してきた専門的な知見やサービスをデジタルアセット化し、速やかに課題を可視化するとともに、それとプロフェッショナルの専門性を組み合わせることでさらに高度なアドバイザリーサービス提供を実現する「AEB:Asset-enabled Business」の確立に注力しているとのことです。

実際にFY23の投資額は69億円であり、デジタルへの投資を加速させているようです。

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専攻が情報系であったり、テクノロジー系のバックグラウンドがある方は、『デロイトトーマツグループの「AEB」の確立に向けたデジタル投資に対する可能性を見出している』と伝えると、志望動機の差別化に繋がりそうです。

以上を踏まえ、デロイトトーマツグループのこれからについて簡単にまとめると、

  • グループとして掲げた「Vision2030」の3つの価値の高次元化に向けて「人」と「デジタル」への投資をキーとして
  • 「人依存でのサービス提供」とも言えるコンサルティングビジネスを「人とデジタルの融合によるサービス提供」へと置き換えていく変革を通じてさらなる成長を目指している

と言えるのではないでしょうか。

デロイトトーマツコンサルティングの社風・組織文化とは?

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社員口コミデータから見るデロイトトーマツコンサルティングの組織とは?

本セクションでは、デロイトトーマツコンサルティングはどのような社風・組織文化なのか、実際のデータや、社員の声も踏まえながらまとめていきます。

Openwork 会社評価スコア4.33(上位1%)
会社評価スコア最上位の項目20代成長環境(4.6/5.0)
会社評価スコア最下位の項目人材の長期育成(3.6/5.0)
(Openworkの公開情報を基にPRACAREER運営にて作成)

まずは、社員口コミで有名なOpenworkさんのデータからご紹介します。

会社全体の評価は5点満点中4.33点と非常に高く、Openworkに記載されている企業の中で「上位1%」でした。

加えて、デロイトトーマツコンサルティングは働きがいのある企業ランキング2024(オープンワーク社)で総合10位にランクインするなど、総じて非常に社員・元社員からの評価が高い企業であることが分かります。

また、同社において会社評価スコアが最も高い項目は「20代成長環境」でした。

これは事業会社の3倍のスピードで業務を進めなければならないと言われるコンサルティング業界であるからこそ、スピード感を持った成長が見込めるのでしょうし、それを実際に社員の方が体感している証とも言えるでしょう。

さらに、この項目において、デロイトトーマツコンサルティングはBIG4においても最も高いスコアを叩き出しており(以下表参照)、BIG4で「若手が最も自身の成長可能性を感じているファーム」といえる結果となっています。

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先ほどの「デロイトトーマツコンサルティングのこれから」にて触れた、積極的な「人への投資」が反映されている結果としても見ることができそうですね!

そして、同社において会社評価スコアが最も低いの項目は「人材の長期育成」でした。

しかし、この項目はBIG4各社とも相対的に低いスコアとなっており、人の出入りが激しいコンサルティングファーム全体における特徴と言えるでしょう。

そのため、特段デロイトトーマツコンサルティングにおいて問題となっている項目、というわけではないと考えられます。

日本におけるBIG4各グループのコンサルティング法人のOpenwork各種スコア
(Openworkの公開情報を基にPRACAREER運営にて作成(緑:スコア高・黄:スコア中・赤:スコア低)

さらにOpenworkの情報からデロイトトーマツコンサルティングの組織の特徴を探っていきます。

上記の表は、BIG4各社(コンサルティングを主要サービスとしている法人)における、Openworkが算出した総合指標と8つの主要項目におけるスコアの比較を行っているものです。

横並びで比較してみると、「風通しのよさ」においてデロイトトーマツコンサルティングがBIG4最下位となっていることが分かります。

総合評価やその他の主要項目は比較的高く算出されている中で、唯一BIG4最下位になっていることから、風通しのよさ」はデロイトトーマツコンサルティングの組織課題となっている可能性があります。

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新卒入社の現役社員が語る、デロイトトーマツコンサルティングの良いところ・悪いところは?

また、本記事をまとめるにあたり、上記のデータから仮説を持ったうえで、PRACAREER運営チームではデロイトトーマツコンサルティングの現役社員の方3名にインタビューを行いました。

その中で印象的であった「デロイトトーマツコンサルティングの良いところ・悪いところ」について、簡単ではありますが、以下にまとめます。

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良いところ(強みや好きなところ)悪いところ(不満や改善点)
Aさん
(男性、新卒2年目)
豊富な研修等、人材の育成に力を入れていることは強く感じており、入社を決めた理由の一つでもある同期の話を聞いていると、部門ごとで評価基準や色合いが大きく異なる実態があり、村社会のように感じる
Bさん
(女性、新卒2年目)
人によるかもしれないが、ある程度ハードに働いた(月数十時間の残業)後に、数週間程度休みを取ることができ、総合的なワークライフバランスは良いと感じるある程度は仕方ないかもしれないが、自分自身の志向性というよりも、アサイン権限のある上司(パートナー等)の都合でプロジェクトが決まっていくところ
Cさん
(男性、新卒4年目)
他ファームの知り合いと話すと、新人研修に力を入れていたり、部署内での研修も豊富だったりと、人の育成に熱心であるように感じる先輩の話を聞いたりしていると、Mup(マネージャー以上)が評価を得るために実際の工数よりも低い見積もりで受注していることが多々あり、スタッフ層(マネージャーより下)のメンバーに負担が行っている現実がある

 

良いところについて皆さんから共通して挙げられたのは、やはり「人材育成」についてでした。

会社として人材育成に力を入れると発表しているだけあり、育成環境はかなり整っているようですね。

デロイトトーマツコンサルティングの入社時研修
デロイトトーマツコンサルティングの研修一覧
(引用:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 2026年卒向け 企業説明会

実際に新卒採用の説明会資料においても豊富な研修について紹介されており、新卒だけでなく職階に応じた研修が用意されているとのことでした。

悪いところについて印象的であったのは、「村社会」という言葉でした。

皆さんから評価やアサインについて話がありましたが、上に立つパートナー次第で評価基準やアサイン基準がかなり変わってくるような印象を受けました。

コンサルティングファームはどこもそのような傾向にあるとは思いますが、BIG4各社の現役社員にインタビューした筆者としては、特にデロイトトーマツコンサルティングはその色が強いと感じました。

そういう意味では、「評価が人に偏っており、直属の上長からの評価と実際の評価に乖離がある」「自分自身のキャリア志向性が考慮されないアサインが多い」といった不満によって比較的「風通しが良くない」という評価に繋がっているのかもしれません。 

デロイトトーマツコンサルティングの組織文化をまとめると、

  • 組織が持つ人材育成への熱量は高く若手がプロフェッショナルになれる環境が整っている
  • 一方でコンサルティング業界にありがちな「部署による評価基準やアサイン基準の違い」が色濃いことで不満が生じている組織

と言えるでしょう。

デロイトトーマツコンサルティングの業界内ポジション(競合比較)

先ほどはデロイトトーマツグループの純粋な売上高や従業員数について触れましたが、ここではさらに深ぼって「デロイトは競合と比べてどのような特徴があるのか」についてまとめていきます。

日本におけるBIG4各グループのコンサルティング法人における売上高、一人当たり売上高、従業員数の比較グラフ
日本におけるBIG4各グループのコンサルティング法人における売上高、一人当たり売上高、従業員数の比較表
PwC Japanグループ アニュアルレビュー2023、KPMG Japan Our Story 2023EY Japan 統合報告書 2023、デロイト トーマツ グループ Impact Report 2023を参照し、PRACAREER運営にて作成)

まずは数字として大きな違いが表れる売上等の数値に着目して比較します。

上記は、競合として比較される、かつ就活生にとって違いを述べることが難しいBIG4(世界4大監査法人)の各日本グループのFY23(2023年度)における、売上高(億円)・従業員数・一人当たり売上高を示したバブルチャートと表です。

バブルチャートの縦軸は一人当たり売上高、横軸は売上高、バブルサイズは従業員数を示しています。

このバブルチャートと表より、純粋な売上高と規模(従業員数)ではデロイトトーマツグループがBIG4をリードしていることが分かります。

2位のPwCとも売上高では800億円以上、従業員数では7,000人以上差をつけており、デロイトトーマツグループはBIG4では圧倒的な売上高と規模を誇ることが見えてきました。

一方で、あくまでもグループ全体を指しますが、一人当たり売上高はEYとほぼ横並びで低い現状も明らかになっています。

この一人当たり売上高がコンサルティングにも反映されるという前提であれば、プロジェクト単価を安く・たくさん請け負う形、またはプロジェクト単価を高く・少なく請け負う形のどちらか戦い方をしている可能性があります。

デロイトトーマツコンサルティング比較的プロジェクト単価が高いと言われるテクノロジー系(SAP導入など)の案件に強みを持つことを考えると、後者(プロジェクト単価の高い案件を少なく受注する)で戦っている可能性が考えられます。

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上記を踏まえると、デロイトトーマツコンサルティングでは「企業が大きくシステムを入れ替えるような変革期において立ち上げられる大規模プロジェクトにアサインされる可能性が高いのでは?」という仮説が立てられますね。

次に、デロイトトーマツコンサルティングと他社の定性的な違いについて触れていきます。

就活生として理解しておくべき情報は、各社のパーパス(その企業の社会における存在意義を指した言葉)でしょう。

こちらも売上比較と同様、競合と横並びで見ていき、その中でのデロイトトーマツコンサルティングの特徴を深ぼっていきます。

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社名パーパス
PwCBuild trust in society and solve important problems. (社会に信頼を構築し、重要な課題を解決する)
DeloitteMake an impact that matters. (クライアントにとって、社会にとって、メンバーひとり一人にとって、最も価値あることをもたらすために日々挑戦を続ける)
KPMGInspire confidence and empower change. (社会に信頼を、変革に力を)
EYBuilding a better working world. (より良い社会の構築を目指して)
PwC Japanグループ アニュアルレビュー2023、KPMG Japan Our Story 2023EY Japan 統合報告書 2023、デロイト トーマツ グループ Impact Report 2023を参照し、PRACAREER運営にて作成)

デロイトトーマツコンサルティングは、「Deloitte Makes an impact that matters」をパーパスとして掲げ、「クライアントにとって、社会にとって、メンバーひとり一人にとって、最も価値あることをもたらすために日々挑戦を続ける」という意味を持たせています。

さらに、パーパスの解釈として以下4つの文章が続いています。

  • 私たちは、創造性に溢れた洞察によって複雑な課題を解決し、クライアントの持続的な成長を支える比類なきサービスを提供する。
  • 私たちは、クライアントに卓越した価値を提供するために、素晴らしいキャリア体験とオープンで協調的な文化を通じて、才能あるプロフェッショナルたちを輝かせる。
  • 私たちは、誠実な組織でありつづけるとともに、私たちのコミュニティをサポートし、マーケットにおける信頼と信用を築くことで社会に貢献する。
  • 共通の価値観が、発展的で揺るぎないインパクトの創造へと私たちの行動を導く。

ここで改めて目を引くのが、2番目の「プロフェッショナルたちを輝かせる」という内容です。

これまでデロイトトーマツグループのこれまで、これから、そして組織風土についてみてきましたが、そこで一貫して「人を育成する姿勢」が見えていました。

それがパーパス=企業の存在意義の中でも語られているところから、間違いなくデロイトトーマツグループ、そしてそのメンバーであるデロイトトーマツコンサルティングは「人への熱量」が高い組織だと言えそうですね。

志望動機を考える際にも、パーパスから現役社員の声という上流から下流まで「人材育成に対する熱量」が感じられる、というのは定性的かもしれませんが良い材料になるでしょう。

加えて、ユニバーサム社が2024年に発表した「世界で最も魅力的な就職先」においてデロイトが4位にランクインしていました。

この結果はBIG4において最も高い順位であったことから、皆さんのご認識の通りかもしれませんが、学生からの人気も非常に高いことが明らかです。

上記のランキングだけでなく、その他の就職人気ランキング系でもデロイトトーマツコンサルティングは軒並み上位にランクインしている現状を踏まえると、デロイトトーマツコンサルティングの就職難易度は極めて高いと言えるでしょう。

これらのことから、デロイトトーマツコンサルティングは売上高・規模共に日本国内のBIG4で最も大きい「業界のリーダー的存在」であり、冠するデロイトブランドは世界のハイクラス人材を惹きつける一貫した人材育成への姿勢」でさらなる成長を遂げようとしているということが見えてきました。

社員に聞いた!新卒1年目の主な業務内容

これを見てくださっている方は主に新卒でデロイトトーマツコンサルティングを受けようか否かを考えている就活生の方々だと思います。

そして多くの就活生の方々がイメージしきれないのが実際の業務内容ではないでしょうか。

そこで、デロイトトーマツコンサルティングの現役社員3名から実際に伺った「新卒1年目の主な業務内容」についてまとめます。

運営者:Yuhei

配属先Pool組織にて様々なプロジェクトを経験する1年目になりそうです。

業務内容
クライアント/チーム内の会議日程調整
クライアント会議での議事録作成
フォルダ/ファイルの整理
上長の補佐としての資料作成やデータ集計/分析
クライアント会議での担当パートのプレゼンテーションやファシリテーション
etc…

1年目は、研修後に選択した配属先部署(Offering Portfolio Pool)にて様々なプロジェクトにアサインされ、上記のような一般的なコンサルティングファームの新卒1年目が担う業務を担当するとのことでした。

例えば、クライアント会議での議事録作成やクライアントとの日程調整、プロジェクトチームで活用するフォルダの整理・管理等が具体的な業務にあたります。

また、業務に慣れてくるとクライアント会議でのファシリテーションを任せてもらうようなこともあるようです。

このように、1年目はイケイケなイメージがある外資系コンサルティングファームであっても、泥臭い地道な作業が求められることが多い現状にあるようです。

しかし、個人の力量やプロジェクトによっては会議全体のファシリテーションを担ったり、クライアントに出すデータ分析資料をリードとして作成したりと2年目以降(コンサルタント)が担う仕事を担当することもあるようですので、しっかりとコンサルらしい仕事のチャンスも手に入れることができるようでした。

どんな仕事がある?デロイトトーマツコンサルティングの事例

1年目の具体的な仕事内容は上記の通りですが、関わる仕事のテーマはどのようなものがあるのでしょうか。

今回はデロイトトーマツコンサルティングが公開している情報の中からいくつか就活生なら知っておくべきプロジェクトの事例を以下にまとめます。

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サービスライン概要PJにおけるDTCならではの取り組み
Government & Public Service Digital新技術を組み入れた新業務や既存業務から生み出されるデータを容易に分析・利活用し、クライアントが目指す業務高度化を実現するために必要となるデータ一元管理基盤、及び、データマネジメント体制の構築などデータガバナンスの運営を実現することを目的としたファーストステップの構想策定支援です。一般的なアプローチと異なり、成功が難しいと揶揄されがちな内容であっても、DTCのオファリングチームやアライアンスチームとのディスカッションを経て、さらにG&PSのIndustry Divisionとしてのクライアント経験、G&PS Digital Unitとしてのクライアントファーストな姿勢により、クライアントの要望している姿の実現に取り組んでいます。
Consumer Business & Transportationアパレルブランドのクライアントが抱えていた課題は「グローバル展開の加速」と「EC事業の更なる強化」でした。 世界中の沢山の人に当ブランドの服を着てもらうためにはどうすればいいか。また、実際に店舗に足を運ばなくてもお客様のイメージに合う商品を簡単に購入でき、スムーズに手元に届くためにはどうすればよいか。このような背景のもと、服のプラットフォーム事業の立ち上げが始まりました。本プロジェクトは戦略立案から実行まで「End to End」でクライアントを支援してきました。その為、フェーズ毎に様々な分野のエキスパートが所属しているオファリングユニットとコラボレーションすることで、先進性・専門性・独自性の高いコンサルティングを提供することができました。 また、グローバル展開においては、各国現地事務所と連携し現地の法制度、レギュレーションや商習慣の情報を共有してもらうことで、地域に根ざした事業展開を遂行できたこともデロイト トーマツならではのワンストップでの統合的なサービス提供といえると思います。
Automotive クライアント(日系自動車OEM)が掲げる中期経営課題のひとつが「グローバルでのブランド力強化」でした。 昨今、お客様との接点でその重要性/有効性が注目されているデジタルの領域でいかに顧客に提供できる価値(カスタマーエクスペリエンス)を最大化し、ブランド力強化に寄与するか、そして同時に厳しい経営状況の中で、いかにグローバルでのオペレーション効率を向上させるかが課題でした。 デロイトがグローバルでデジタルマーケティング戦略立案からその実行支援までをサービスとして提供しているDeloitte Digitalチームのメンバーが日米欧から集結し、デジタルプラットフォーム構築の企画を構想し、実施しました。クライアントが掲げているデジタルマーケティング戦略を元に、それを実現していくために必要なビジネスモデルの設計、プラットフォームの構想、そして変革移行管理まで、戦略を絵に描いた餅では終わらせないデロイトの強みを活かしたプロジェクトでした。
Business Model Innovationクライアントは国内トップクラスの規模を誇る大手企業でありながらも、既存事業の伸び悩みを感じており、次世代の柱となる事業を模索していました。 そこで本プロジェクトでは、客観的な視点から“クライアントならでは”の中長期成長戦略を検討することを目的としプロジェクトを実施しました。DTCとしての総合力・各領域におけるエッジ、Business Model Innovationユニットとしての牽引力・事業変革力を活かし、文字通りEnd to Endで構想~実装における各検討フェーズをシームレスに繋いで支援しました。 具体的には、中計全体としては包括的な視点から鋭く戦略の方向性を示しつつ、個別テーマの検討では各テーマに精通したDTC内の専門家が参加することで深い検討を行い、支援内容・体制等のあらゆる面でベストな価値提供ができました。
Industry Solutions本プロジェクトでは、世界最大のカカオ豆生産国であるコートジボワールで、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステムの構築に向けた実証実験を行いました。 カカオ農園における児童労働の現状を正しく情報入力してもらえるよう参加者のインセンティブを設計し、かつ児童労働問題の解決に向けて重要な役割を果たす学校の協力を得て、通学の状況を正しく把握できる仕組みにしました。デロイトは、企業・NGO/NPO・行政など、組織の壁を越えた社会課題解決アプローチの推進を進めています。 特にグローバルなサプライチェーンにおける課題を解決するには、単独のプレイヤーだけでは解決不可能です。 本プロジェクトのように、消費国・生産国における様々なステークホルダーとの議論を通じて、「コレクティブインパクト」による社会課題解決をリードすることができる、それがデロイトの強みです。
Human Capital グローバル一体運営体制の実現に向けた経営体制・組織・権限・KPI・人事制度の改定・圧倒的なカバー領域の広さと各領域における専門性の深さ ・組織・人事領域における総合力の高さ
M&Aクライアントは過去最大規模のM&Aを契機に自社のグローバルトランスフォーメーションを志向。規模の大きさに加え、買収クロージングまでに対象事業をグローバルで適正にカーブアウトすること、および対象事業の強みを活かす「リバースインテグレーション」を軸としたPMIプラニングが求められる非常に難易度の高い案件に対して、一般的なプロジェクトマネジメントに留まらず、カーブアウト固有課題への対応、将来の統合を見据えての青写真策定、対象会社とのコミュニケーション円滑化等をリードする「強いPMO」サポートが求められるプロジェクトでした。デロイトは多くの日系企業が面前しているクロスボーダーM&Aを成功に導く為の豊富な経験や方法論を有しており、またグローバルチームと連携したプロジェクト機会も豊富にあります。グローバルな環境で日系企業のPMIからトラスフォーメーションまで一気通貫で支援したい方には非常にやりがいのある環境です。
運営者:Yuhei

気になる事例までインプットして選考に挑めると、就活生の中では間違いなく差別化につながります!是非、興味のある部署と併せてインプットしておきましょう!

デロイトトーマツコンサルティングのリアルな待遇/キャリア事情

ここまで、デロイトトーマツコンサルティングそのものについて紐解いていきました。

次に、このセクションでは就活生の皆さんが一番気になるであろう「リアルな待遇」の話をまとめていきます。

デロイトトーマツコンサルティングの給与・福利厚生

デロイトトーマツコンサルティングの年収事情

まず、待遇として一番イメージする年収(給与)について、インターネット上に落ちている情報と実際の社員の声をまとめます。

主な給与系データを持つ3つの媒体において無料で公開されている平均年収をまとめました。

媒体平均年収
Openwork956万円
OpenMoney968万円(平均年齢30.5歳)
エンゲージ 会社の評判985万円(平均年齢33.3歳)
(引用:Openwork デロイトトーマツコンサルティング合同会社、OpenMoney デロイトトーマツコンサルティング合同会社、エンゲージ 会社の評判 デロイトトーマツコンサルティング合同会社)

デロイトトーマツコンサルティングの年収について、全ての媒体において平均が950万円以上と算出されており、コンサルティング業界の平均年収(FCON算出)である945万円よりやや高い年収水準にあるという評価になりました。

ただ、日本全体の平均年収(400万円程度)を加味すると、給与はさすが外資系コンサルティングファームといったところでしょう。

デロイトトーマツコンサルティングではどのくらいのスピードで昇進できる?

コンサルティングファームと聞くと、成果主義でパフォーマンスが出せない人は退職が迫られる「Up or Out」という言葉を想起する方も少なくないでしょう。

実際の昇進ペースはどうなのか、新卒で入社した場合のパターンについて、スタッフからマネージャーまでに限りますが、現役社員の方に伺いました。

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ハイパフォーマーの昇進スピード一般的な昇進スピード
アナリストからコンサルタント1.5年(トレーニング期間として設定してあり、スキップ不可)
コンサルタントからシニアコンサルタント1年3年
シニアコンサルタントからマネージャー1年3年

早い人では4年目でマネージャーに上がる方もいらっしゃるとのことで、成果主義というイメージは間違いないようですね。

しかし、できなければ退職を迫られるような「Up or Out」ということはなく、持ち前の育成力を持ってしっかりと育てていく文化があるとのことでした。

「今の自分に自信がない」という方であっても、活躍できるポテンシャルさえ示せればデロイトトーマツグループの育成力によって一流のプロフェッショナルとして立ち上がれるはずです!

気になるデロイトトーマツコンサルティングの初任給は?

また、実際にBIG4各社のコンサルティング部門における新卒採用の募集要項を確認し、各社の初年度年俸と見込み残業時間を可視化しました。

日本におけるBIG4各グループのコンサルティング法人における初年度年俸と見込み残業時間の比較グラフ
(各社の日本におけるコンサルティング部門の新卒採用募集要項を参照し、PRACAREER運営にて作成)

上記のデータ集計を行ったところ、見込み残業時間は50時間・初年度年俸は約580万円で、待遇で見るとBIG4の中では3番目のファームいう結果になりました。

また、現役社員の方へのインタビューから、給与に対して以下のポイントが明らかになりました。

  • 給与は年俸制である
  • 年俸提示額の1/15が各月給として支給(12/15)され、1.5/15が年2回賞与として支給(3/15)される仕組みとなっている
  • 別途個人の評価に応じたインセンティブも存在する

加えて、給与に大きく影響する評価については以下のような内容を教えていただきました。

  • 従業員1名に対して2名の評価者がつき、四半期ごとに評価が行われる
  • 評価期間中の各プロジェクトにおける評価はそのプロジェクトのマネージャーがつけており、それを基に最終的な評価が決まっていく
  • 評価が良ければ同じマネージャーと仕事することが多くなり、評価も上がりやすい印象がある

デロイトトーマツコンサルティングの主な福利厚生

次に、気になる福利厚生や休日・休暇についてまとめます。

福利厚生

  • 各種社会保険完備
  • 企業年金基金
  • 退職金制度
  • 総合福祉団体定期保険
  • 財形貯蓄制度
  • 定期健康診断
  • 保養施設利用補助
  • カフェテリアプラン(2万円程度/年)
  • 自己啓発支援
    • 英語学習プログラムの受験料負担制度
    • 資格補助制度(資格受験料・資格維持費用を負担)
  • フレキシブルワーキングプログラム(FWP)
    • 適用者の事情・状況に応じて、勤務時間や勤務条件などを個別に設定することができる制度で、育児・介護・不妊治療をはじめ、大学院との両立など、事由を問わず利用可能。(※一部制約があります)
  • 各種両立支援
    • 上記FWPに加えて、育児支援施策としては、シッター費用補助や無料コンシェルジュサービス等を利用可能。また、介護支援施策としては、ヘルパー利用補助等を利用可能。

休日

  • 土日祝日
  • 年末年始

休暇

  • 年次有給休暇
  • 夏期休暇
  • 特別有給休暇

フレキシブルワーキングプログラム(FWP)やベビーシッター費用補助等、環境に合わせて自由な働き方を叶える制度が多数揃っている一方で、家賃補助や社員寮はなく、日系の大企業と比較すると生活のコストはかさみそうですね。

また、デロイトの強みとして挙げられていた育成に関しては、仕組みとして設けられた上位者によるフィードバック機会や評価者によるフィードバック機会があることが魅力的です。

デロイトトーマツコンサルティングのキャリア支援施策一覧
(引用:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 2026年卒向け 企業説明会

是非志望するか否かを考える際の参考にしてみてください。

新卒1年目の可処分所得(自由に使えるお金)はどれくらい?

就活生が意外と分からないのが、新卒1年目にどんな生活をした場合にどのくらい手元にお金が残るのかではないでしょうか。

社会人になってから大きく分かれる「実家住み」と「一人暮らし」でざっくりと二分し、デロイトトーマツコンサルティングにおける1年目の可処分所得を算出してみましたので、参考にしてみてください。

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月給(手取り)生活費可処分所得
実家住み30万円8万円22万円
一人暮らし30万円20万円10万円
※月給はボーナス(3か月分:約100万円)を除いた額で算出する
※実家住みは月2万円、一人暮らしは月10万円の家賃とする
※実家住みは月6万円、一人暮らしは月10万円の水道光熱費・食費とする

生活費は家賃や食費・水道光熱費など生活に必要最低限なもので算出し、可処分所得は月給から生活費を引いて算出しています。

かなりざっくりとした計算にはなりますが、自由に使えるお金は実家住みで22万円、一人暮らしで10万円となりました。

新卒1年目でこれだけのお金が手元に残るのであれば、比較的贅沢に暮らせるのではないでしょうか。

一人暮らしだとちょっと物足りない感じはしますが、年2回のボーナスで海外旅行をするなど、それなりに楽しめています。

皆さんも是非、この可処分所得があるときに何をしたいか・どんな生活ができそうか、新卒1年目の生活をイメージしてみてくださいね。

ファーストキャリアとしてのデロイトトーマツコンサルティング

現代においては転職も主流であり、「とりあえず外資系コンサルティングファームで経験を積んでから事業会社に転職する」といったキャリアパスを描いているような方も少なくありません。

そこで、今回は現役社員の方のお話やインターネット上の情報をまとめ、デロイトトーマツコンサルティングをファーストキャリアに選んだ際、セカンドキャリアやそれ以降のキャリアはどのようになりそうかを考えていきます。

新卒1年目の主な配属先は?

先述の通り、新卒1年目はコンサルタントとして腕を磨くため「Offering Portfolio Pool」にて経験を積んでいきます。

デロイトトーマツコンサルティングの配属先一覧
(引用:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 Offering Portfolio Pool

「アワーグラス・モデル」を成長モデルとして採用しているデロイトトーマツコンサルティングでは、入社当初から1.5年は「アナリスト」という職階でプロジェクトの経験を積んでいき、その後プロジェクト経験や適性や志向性を踏まえて専門領域を絞り込んでいく形を取っているそうです。

デロイトトーマツコンサルティングの育成モデルとキャリアパス
(引用:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 新卒採用 人事・教育
運営者:Yuhei

今すぐやりたいことがない人でも、配属に向けてどのようなことをしてきたいかはイメージしておいた方が良さそうですね!

デロイトトーマツコンサルティングはホワイト?残業時間について

未だにブラックなイメージのあるコンサルティング業界ですが、デロイトトーマツコンサルティングは、いわゆるホワイト企業なのでしょうか。

結論、基本的には「ホワイトとブラックの間くらいの環境」と言えるのではないでしょうか。

その背景には勤務時間に関するデータや人間関係に関しての現役社員の方の声があります。

日本におけるBIG4各グループのコンサルティング法人の時間外労働時間と有給消化率の比較
(各社のOpenworkページの情報を参照し、PRACAREER運営にて作成)

例えば、勤務時間に関して、Openworkは月平均55.5時間の残業があると算出しています。ここから、平均で1日2.5時間くらい残業をする試算になります。

デロイトトーマツコンサルティングの所定労働時間が7時間であることを考えると、朝の9時半から出社/始業し、お昼休憩を経て20時頃に退社/終業するようなイメージでしょう。

ちなみに、Openwork上の情報をまとめたところ、BIG4において時間外労働時間が最も多いのがデロイトトーマツコンサルティングでした。

また、現役社員の方は全員口を揃えて「プロジェクト次第だが…」という枕詞を付けており、毎日定時退社できるプロジェクトもあれば、土日を使っても間に合わないようなプロジェクトも存在しているようです。

スタッフ層においては、育児のためであったりと個人の特別な事情がある場合、チームメンバーがカバーするように動いていくとのことですが、どうしてもプロジェクトが佳境に入ってくると個人の事情は我慢せざるを得ないこともあると伺いました。

ただ、プロジェクトが終わった後でまとめて1-2週間の休暇を取ることが可能であることから、メリハリをつけた働き方をしたい方にとっては理想的な環境と言えるでしょう。

デロイトトーマツコンサルティングからのキャリア

デロイトトーマツコンサルティングで経験を経た後のキャリアについても、現役社員の方に伺ってみたところ、大きく以下の3パターンに分かれるようです。

  • 他コンサルティングファームへの業界内転職

PwC・KPMG・EYといった他BIG4や、MckinseyやBoston Consulting Groupといった戦略系コンサルティングファーム、その他日系ファーム等、コンサルティング業界で転職するケースです。

転職の際にはタイトルアップや給与アップが見込める場合が多く、仕事の内容としても大きく変わることはないとのことで、比較的選ばれやすいセカンドキャリアなのでしょう。

転職先の実例

  • デロイトトーマツコンサルティング → EYストラテジー・アンド・コンサルティング
  • デロイトトーマツコンサルティング → Boston Consulting Group
  • デロイトトーマツコンサルティング → IGPI(経営競争基盤)
  • 専門性を活かした事業会社への転職

上述の配属の話にもあった通り、配属先の部署で身に着けた専門性(インダストリーであれば小売り業界への専門性、ソリューションであれば組織/人事といった領域における専門性)を活かし、事業会社に移っていくケースです。

転職先の事業会社はデロイトトーマツコンサルティングのクライアントが大企業であることやその待遇から、同じく大企業になりがちとのお話もありました。

転職先の実例

  • デロイトトーマツコンサルティング → 丸紅
  • デロイトトーマツコンサルティング → 三菱UFJ銀行
  • デロイトトーマツコンサルティング → リクルート
  • 起業

起業をしていく方もちらほらと見受けられるとのことです。

コンサルティングファームで得たスキルやブランド力を活かして自身のビジネスを立ち上げる方は多い印象ですが、デロイトトーマツコンサルティングも例外では無いようでした。

デロイトトーマツコンサルティングの新卒募集情報

ここまで読んでいただいた就活生の方の中には「実際にエントリーしてみたい」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、最新のデロイトトーマツコンサルティングの募集情報についてまとめます。

デロイトトーマツコンサルティングの選考はいつ?

2024年12月2日現在、デロイトトーマツコンサルティングでは2026年卒の学生を募集しています。

新卒採用マイページ上で本選考セミナーの予約を開始しているとのことですので、デロイトトーマツコンサルティングに興味のある方はこちらのリンク(マイページ作成画面)よりマイページを作成し、本選考セミナーに応募しましょう。

デロイトトーマツコンサルティングの新卒採用攻略法

このセクションでは、デロイトトーマツコンサルティングに新卒で内定を得るために理解しておくべきデロイトトーマツコンサルティングの新卒採用に関する情報をまとめます。

データで見るデロイトトーマツコンサルティングの新卒採用

まずはデロイトトーマツコンサルティングの新卒採用をデータから見てみましょう。

マイナビに記載されていた採用実績によると、デロイトトーマツコンサルティングは毎年150名名以上の新卒を採用しているようで、特に近年では2023年に400名近くを採用するなど、かなり新卒採用に力を入れているように伺えます。

年度新卒採用人数うち男性うち女性
2023年380人253人127人
2022年184人106人78人
2021年166人111人55人

(参考:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 マイナビ

また、そのうちの大学別採用人数ランキングは以下の通りです。

順位大学採用人数
1慶応義塾大学58
2早稲田大学42
3東京大学17
4上智大学10
5一橋大学6
5京都大学6
5立教大学6
8同志社大学5
9北海道大学4
9東北大学4
9横浜国立大学4
9青山学院大学4
9明治大学4
9立命館大学4
(参考:大学通信 2023年 企業ごとの大学別就職者数 デロイトトーマツコンサルティング

ここに記載されている大学が採用大学の全てではないことに留意することは必要ですが、やはりいわゆる高学歴層の採用が多いようです。

このデータには高学歴層の大学ばかり記載されていますが、現役社員の方の声を踏まえると、デロイトトーマツコンサルティングには学歴フィルターがないとみて良いでしょう。

内定者を徹底分析!選考フローと攻略法

このセクションでは、現役社員や内定者の声から、新卒採用でデロイトトーマツコンサルティングに入るためのTipsと併せて選考フローを紹介します。

内定までの選考フローは以下の7段階です。

インターン経由で内定を目指す場合

STEP
エントリーシート
STEP
適性検査(WEBテスト)
STEP
一次面接(個人面接)
STEP
二次面接(ケース面接)
STEP
インターンシップ
STEP
三次面接(個人面接)
STEP
最終面接(個人面接)

本選考から内定を目指す場合

STEP
エントリーシート
STEP
適性検査(WEBテスト)
STEP
一次面接(個人面接)
STEP
二次面接(ケース面接)
STEP
三次面接(個人面接)
STEP
最終面接(個人面接)

必ず抑えてほしい「デロイトトーマツコンサルティングの求める人物像」

選考対策の前に、まずは選考を通じてアピールしていく必要がある「デロイトトーマツコンサルティングの求める人物像」を以下にまとめます。

エントリーシートの作成時や面接準備時に以下の要件がアピールできているか否かのチェックリストとして活用することをおすすめします。

求める行動求める資質
信念と誠実さをもって世界や社会の課題にコミットする世界や社会の課題にコミットし解決に貢献したいという強い信念と誠実さ
まだ見たことない世界に好奇心をもって飛び込むグローバルな感性と未知のものに対する柔軟な興味関心
居心地の良い場所に収まらず、いつも自身を進化させる失敗を恐れず挑戦し、自身の成長を求め続ける意欲
あたりまえを疑い、あるべき姿を実現する社会の価値観にとらわれず、自分の未来像を描く創造力
より先へ、周りも自分も突き動かす高い目標を掲げ、自律心を持って周囲をリードしていく行動力
チームの力を信じ、ひとりではできないことを実現する他者を尊重しチームワークを重んじる協調性
(引用:デロイトトーマツコンサルティング合同会社 2026年卒向け 企業説明会

デロイトトーマツコンサルティングの2026年卒向け企業説明会資料上に記載のあった6つの求める人物像を求める行動とその行動をするために必要な資質とで分けて記載しています。

もちろん選考を通じて全て伝えられるに越したことはないですが、自分自身の強みや弱みもあるかと思いますので、ある程度濃淡を付けて自分自身のアピールポイントを探ると良いでしょう。

エントリーシート

選考フローの1段階目はエントリーシート(ES)です。

ここ2年間(2025年卒から2026年卒)のエントリーシートの設問から本選考・インターン選考のそれぞれに対して以下の傾向が見えてきました。

選考設問
本選考志望動機
長所と短所 ・伝える力を問う設問(例:好きなものの魅力を語る)
インターン選考インターンの志望動機
長所と短所
伝える力を問う設問(例:リーダーに必要な素質とは)

本選考・インターンのどちらにおいても、聞き方の若干の違いはあるものの、凡そ「志望動機」「長所と短所」「伝える力を問う設問」の3部構成となっていることが分かりました。

就活生の皆さんが少し困るのが、志望がまだ固まり切っていない状態におけるインターンの志望動機をどうすべきか、という点だと思います。

その点については、過去の内定者・インターン通過者の回答として「デロイトのコンサルタントとしての適性を見極めたい」や「コンサルタントという職業について理解を深めたい」といったような「志望度を高める段階においてインターンを経験したいといった趣旨の志望動機」が多数見受けられましたので、それほど考えすぎずに率直な想いを書いても問題はなさそうです。

長所と短所の設問に関しては「周囲の人から何と言われるか~」や「子供の時から変わらない~」といった要素は付け加えられるものの、基本的な準備ができていれば困ることはない設問になっています。

伝える力を問う設問については、中身や題材そのものというよりも、論理的かつ魅力的なストーリーが伝わるように、内定者やOBの先輩・就活生仲間など、他者の目線を取り入れながらブラッシュアップして仕上げると良いでしょう。

適性検査(WEBテスト)

選考フローの2段階目は適性検査(WEBテスト)です。

デロイトトーマツコンサルティングはTG-WEB(監視なし)を採用しているようです。

TG-WEBは一見難しいテストだと思われることも多いですが、参考書を用いて対策をし、繰り返し練習問題を解くことができれば回答はパターン化できるため、きちんと勉強するようにしてください。

面接

選考フローの3段階目は面接(個人面接)です。

スクロールできます
面接官若手~中堅社員(シニアコンサルタント~マネージャーのイメージ)
所要時間30分
開催形式オンライン
質問内容自己紹介
長所・短所
志望動機
入社後に取り組みたいこと
学生時代に力を入れたこと
学生時代に力を入れたことの中で大変だったこと
学生時代にチームで取り組んだこと
学生時代にチームで取り組んだことの中で大変だったこと
チームの中での役割について
etc…
逆質問あり(5分程度)

飛んでくる質問はおおよそ一般的なものですが、コンサルティングファームですので、論理的かつ端的に伝えられるように準備をしましょう。

志望動機については一次面接であっても「デロイトで何をしたいか」というレベルで聞かれたとの体験談がありますので、しっかり考えておく必要がありそうです。

また、わずかですが逆質問の時間もありますので、面接官の年次なども踏まえたうえで聞きたいこと・聞くべきことを整理して挑めると尚良しです。

面接(ケース面接)

選考フローの4段階目は、面接(ケース面接)です。

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面接官中堅社員(マネージャー以上のイメージ)
所要時間30分
開催形式オンライン
ケースのお題(過去出題)大手新聞社の経営陣として、社内で紙面の廃止に関する議論がなさえれていることに対し、賛成か反対かを述べた上でその理由を説明してください
◯◯のシェアを◯◯地域で拡大するためにはどうすべきか
とあるフィットネスジムの売上を上げるにはどうすべきか(ジムの年齢層の割合やアンケート調査の結果等の資料を踏まえて回答)
大手タクシー会社の売上を上げるにはどうすべきか
etc…
思考時間3~5分
深堀質問(例)施策のメリット・デメリットは何か
施策のリスクは何で、それをどのようにカバーし得るか
他にどんな施策が考えられるか、そしてそれらを棄却した理由は何か
定量的な効果はどれほど見込めるか クライアントから○○という要望があった場合、どのように提案を変えるか
etc…

お題からも分かる通り、時事問題に絡めたお題が出てくることが多いのがデロイトトーマツコンサルティングの特徴といえます。

その事柄のメリット・デメリットを踏まえたうえで自身のスタンスをどこに置くか、そしてその妥当性について論理的に述べることが求められます。

また、ディスカッションについてもしばしば鋭い質問が飛んできます。

短い時間の中でMECEに考えつつ、定量的なインパクトや施策実行時のリスクについて考えを巡らせてケース面接を進めていく対策が必要でしょう。

面接(個人面接)

選考フローの5段階目は面接(個人面接)です。

スクロールできます
面接官パートナー(志望先のOffering Portfolio Poolの担当パートナーであることが多いとのこと)
所要時間30分
開催形式オンライン
質問内容自己紹介
学生時代に力を入れたこと
コンサルティング業界の志望動機
デロイトトーマツコンサルティングの志望動機
Poolの志望動機(入社後に取り組みたいこと)
(インターンに参加した場合)インターンの感想
なりたいコンサルタント像
etc…
逆質問あり(10~15分程度)

この選考においては、かなり志望動機を深く聞かれます。

コンサルティング業界の志望動機、その中におけるデロイトトーマツコンサルティングの志望理由、そしてさらに同社の中で志望するOffering Portfolio Poolの志望理由と、全ての単位に対して詳細な志望理由が求められます。

本記事の情報や説明会・OB訪問で得た詳細な情報を踏まえ、しっかりと作り込んで挑むようにしましょう。

内定者の中には「志望動機によってかなりふるいにかけられているように感じる」と言及されている方もいらっしゃいました。

そのため、競合各社との違いやデロイトトーマツコンサルティングの中での各Poolでの違いを明確に認識し、自分自身のオリジナルの志望動機を語れるように準備をしてください。

面接(個人面接)

選考フローの6段階目は面接(個人面接)です。

なお、この面接が最終面接になり、ここまでの結果を踏まえて内定可否が判断されます。

スクロールできます
面接官パートナー
所要時間30分
開催形式オンライン
質問内容自己紹介
学生時代に力を入れたこと
学生時代に学んだこと
学生時代に培ったリーダー経験
コンサルティング業界の志望動機
デロイトトーマツコンサルティングの志望動機
Poolの志望動機
etc…
逆質問あり(10分程度)

この選考においては、志望動機とガクチカ系の質問がバランスよく飛んできます。

また、面接官であるパートナーの色によって面接の雰囲気は変わってきますが、共通して鋭い深堀質問が飛んでくることは間違いありません。

本記事でも触れたような「デロイトの教育体制に魅力を感じた」と志望動機を語った内定者の方は、「他社の教育体制はどうで、それらとどう違うのか」と深ぼられたと言います。

特に「なぜデロイトなのかという観点で見られているように感じた」と語る内定者の方がいらっしゃることから、ここまで持ってきた志望動機をより具体的、かつ競合等の違いを明確にしたうえで語れると良いでしょう。

学生時代に力を入れたことに関しては、その経験の一瞬を切り抜いて「その時どのように考えていたのか」といったような意見を問うてくる質問が多い傾向にあるようです。

そのため、時系列で学生時代に力を入れた経験を振り返っておき、その時々の自分自身の考えと行動の源泉についてまとめておけると良いでしょう。

最後に

ここまでデロイトトーマツコンサルティングに関して就活生の皆さんが知りたいであろう情報をまとめてきました。

この情報をご自身なりに解釈いただいた上でデロイトトーマツコンサルティングの志望動機を作り、そして求める人物像に対して解像度を高めた上でそれに合致する自分自身の強みや経験を語れるように準備をしておけば、結果は自ずとついてくるはずです。

皆さんの成功と達成を、PRACAREER運営一同、心から願っております。

よくある質問

デロイトトーマツコンサルティングではどのくらいの英語力が必要ですか?

募集要項において英語力に言及されている部分はありませんので、英語力は必須ではないでしょう。

実際、新卒社員の方に伺う中でも英語が全く話せない同期はいるとのことですので、英語力がないために選考で落とされることはないでしょう。

デロイトトーマツコンサルティングではMBA留学の支援はありますか?

MBA留学の支援はありません。資格取得など、各種自己研鑽の支援のみにとどまります。

デロイトトーマツコンサルティングは成果主義ですか?

成果主義の評価体系ではあるものの、定性的なパフォーマンスに対する評価であるため、プロジェクトや上司次第で評価が変わり、社内政治も重要視されます。

パフォーマンスが出せていればどんどん昇進していき、4~5年目でマネージャーに昇格する方もいらっしゃるようです。

デロイトトーマツコンサルティングでは部署移動が可能ですか?

部門異動については公募での異動制度を取り入れており、年に2回上長の承認なく応募いただくことが可能です。

またデロイト トーマツ グループ内のグループ公募と呼ばれる公募制度においては、デロイト トーマツ グループ全体での異動機会が開かれており、要件を満たした方であれば、上長承認なしに応募することが可能で、多様な成長機会へのチャレンジを後押ししているとのことです。

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