Googleの会社概要
Google(米国本社)について
項目 | 詳細 |
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正式名称 | Google LLC |
設立 | 1998年9月4日 |
創業者 | ラリー・ペイジ(Larry Page)、セルゲイ・ブリン(Sergey Brin) |
本社所在地 | アメリカ合衆国カルフォルニア州マウンテンビュー |
Google Japanについて
項目 | 詳細 |
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正式名称 | グーグル合同会社 |
設立 | 2001年 |
代表者 | 奥山 真司 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷 3-21-3 渋谷ストリーム |
2001 年 9 月、Google は初の海外拠点となるオフィスを渋谷に開設しました。
現在では渋谷ストリームにオフィスを構え、ビルにはGoogleのロゴが掲げられています。
Googleの事業について
Googleは世界最大の検索エンジンを運営する他、以下のような多岐にわたる事業を展開しています。
- Android(モバイルOS)
- Gmail(メールサービス)
- Google Maps(地図サービス)
- YouTube(動画共有プラットフォーム)
- Google Cloud(クラウドコンピューティング)
- Google Workspace(ビジネス向けツール)
これらの事業を通じて、Googleは世界中のユーザーに革新的なサービスを提供し続けています。
Googleの理念
Googleは創業以来、以下のようなミッションを掲げています。
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。
(引用:Google について)
また、Googleは、このミッションを実現するために、以下の「10の事実」を掲げています。
Google が掲げる 10 の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツを着なくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
Google Japan の新卒採用
募集コース
Google Japanでは、過去に以下のようなポジションで新卒向けに募集がありました。
- デジタル広告セールス
- SMB広告セールス
- ソフトウェア エンジニア
- アソシエイト カスタマー エンジニア
- データセンター技術者
採用人数
具体的な採用人数は公表されていません。ただし、「Googleに新卒として入社した」という内容のLinkedInの投稿の数から、毎年おおよそ10〜20人程度が採用されていると考えられます。
採用倍率・就職難易度
Google Japanは採用倍率に関する具体的なデータを公表していません。ただし、BUSINESS INSIDERの記事によると、Googleの採用率はわずか0.2%とされています。
これは、多くの優れた才能を持った学生たちが応募するため、入社するのは非常に難しいことを示しています。例えば、1年に10〜20人の採用枠がある場合、約5,000人から10,000人程度が応募する可能性があります。
求められる人物像とスキルセット
Googleでは、採用の際に期待する一般的な要件を 4 つ定めています。
Google が求める 4 つの要件は次のとおりです。
1. 一般的な認知能力
Google は、新しい状況を学び、それに適応できる有能な人材を求めています。これは、GPA やSAT のスコアではなく、応募者が現実の難題をどのように解決し、どう学ぶかを重視するということです。
2. リーダーシップ
Google では、「エマージェント リーダーシップ」という特定の種類のリーダーシップを求めています。これは、正式な肩書きや権限を持たないリーダーシップの一形態です。Google では、さまざまなチームメンバーがリーダーの役割を引き受けて貢献する必要があり、このようなリーダーシップは、彼らが持つ特定のスキルの必要性がなくなればそのリーダーの役割を退くという、シビアな責務でもあります
3. Googleらしさ
Google では、応募者が Google で能力を発揮できるかどうかを判断する物差しとして、あいまいさを許容できる性格、積極的な行動力、協調性の 3 つを持ち合わせているかどうかに注目しています。
4. 職務に関連した知識
Google は、応募者が成果をあげるために必要な経験や経歴、スキルなどを備えているかを精査します。
給与と福利厚生
初任給
Googleは、新卒入社の社員の初任給について公表していません。
ただし、ダイアモンド・オンラインの記事によると、エンジニア職の新卒は、900万+RSU150万円相当で、ビジネス職は、600万円+RSU100万円相当のようです。また、RSUはマネージャーの判断で2倍もらう人もいるようです。
RSU(Restricted Stock Unit)は売却制限付き株式のことです。在籍していた場合のみ、年4分の1ずつ、権利行使が可能となります。
平均年収
Openworkによると、Google Japanの年収に関する項目への回答者の平均年収は1748万円です。
福利厚生
Googleは充実した福利厚生で知られています。以下は、Googleが提供する福利厚生の一部です。
- 確定拠出年金制度および確定給付退職一時金制度
- 有給休暇制度(慶弔休暇、裁判員休暇、私傷病休暇、育児休暇、障がい者休暇、祝祭日などを含む)
- 不妊治療と育児のサポート
- 産前・産後休暇と育児休暇、介護休暇
- 社員のスキルアップ支援
よくある質問
- 技術系のバックグラウンドがなくてもGoogle Japanに就職できますか?
-
結論:はい、就職できます。
Google Japanは、技術系の職種だけではなく、ビジネス系の職種の人材も採用しています。
- 英語力は求められますか?
-
結論:ある程度の英語によるコミュニケーションスキルが要求されます。
採用時にある程度の英語によるコミュニケーションスキルが要求されますが、入社後に様々な英語スキル上達のためのトレーニング(例:英会話レッスン)が利用できます。
本社が米国にあるグローバル企業であるため、社内ドキュメントやツールが一部英語であったり、米国本社や他の国の拠点の従業員と英語でのコミュニケーションが必要なる場面もあります。
- 何月頃に新卒採用の募集が開始されますか?
-
結論:毎年2月から3月頃に募集が開始されます。
2024年卒の新卒採用が行われなかったように、年度によって募集の有無が変わることがあります。
まとめ
Googleは、検索エンジンやYoutube、Android等を提供する世界で最も知られているテクノロジー企業の一つです。
その日本法人である、Google Japanは、エンジニアや広告セールス職など多様なポジションで新卒採用を行っていますが、倍率が非常に高く(約0.2%)、選考を突破するには優れたスキルや適応力が必要です。
Googleが重視する「リーダーシップ」や「柔軟性」を意識した経験を積みましょう。選考では、英語力も求められるため、ビジネスでの英語コミュニケーションに自信を持てるよう日々の勉強を続けることが大切です。毎年2〜3月に採用情報が発表されるので、定期的にチェックしましょう。