Salesforceの会社概要
Salesforce, Inc.(米国本社)について
項目 | 詳細 |
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正式名称 | Salesforce, Inc. |
設立 | 1999年3月 |
創業者 | マーク・ベニオフ (Marc Benioff) |
本社所在地 | アメリカ合衆国カルフォルニア州サンフランシスコ |
Salesforce Japanについて
項目 | 詳細 |
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正式名称 | セールスフォース・ジャパン株式会社(Salesforce Japan Co., Ltd.) |
設立 | 2000年4月 |
代表者 | 小出 伸一 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー |
Salesforce はサンフランシスコで1999年に創業し、翌年2000年に海外初のオフィスとして東京にオフィスを構えました。
Salesforceの事業について
Salesforceは、クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供を主な事業としています。クラウドベースの顧客関係管理(CRM)ソフトウェアが主力製品で、企業の営業、マーケティング、カスタマーサポートの管理を支援します。
Salesforceのカルチャー
Salesforceは、独自の企業文化を通じて、顧客の成功と会社や従業員の成長を促進しています。その核となるのが、5つのコアバリューとOhanaの精神、そして1-1-1モデルです。
5つのコアバリュー
Salesforceには、企業として、人間としての行動指針として5つのコアバリューを大切にしています。
信頼
Salesforceは、透明性、セキュリティ、コンプライアンス、プライバシー、実績を通じて、お客様、社員、さらに幅広いステークホルダーとの信頼関係を築いています。
カスタマーサクセス
Salesforceは、顧客の成功が自分たちの成功と定義しています。
Salesforceが提供するソフトウェアは売り切り型ではなく、サブスクリプションモデルで提供されています。もし顧客が製品や対応、導入効果などに満足しなければ、契約満了時に解約される可能性があります。そのため、Salesforceは顧客の成功、つまりカスタマーサクセスに重点を置いているのです。
イノベーション
Salesforceは、継続的に新たなテクノロジーや取り組みを提供することで、顧客に競争優位性をもたらします。
平等(イクオリティ)
Salesforceは、すべての人が存在を認められ、意見を尊重され、評価され、成功のための支援を受けられるべきであると考えています。
サステナビリティ
上記4つに加えて、2022年に新たに加わったコアバリューです。Salesforceは、会社の総力を結集して、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにすること)への道のりを世界で加速させることにコミットしています。
Ohanaの精神
Salesforceは「Ohana」(ハワイ語で「家族」を意味する)の概念を企業文化に取り入れています。この文化は、社員、顧客、パートナー、そしてコミュニティ全体を一つの大きな家族として捉え、相互の支援と成長を重視します。Ohanaの文化は、職場での協力関係を強化し、より良い顧客サービスの提供につながっています。
1-1-1モデル
Salesforceは、上記のコアバリューに基づいて、「1-1-1モデル」と呼ばれる社会貢献モデルを創業時より続けています。これは製品、株式、就業時間の各1%を活用し、コミュニティーに貢献するというものです。
- 1%の製品を非営利団体に寄付
- 1%の株式を慈善活動に活用
- 1%の社員の時間を地域社会のボランティア活動に充てる
このモデルにより、Salesforceは事業の成功を社会に還元し、持続可能な発展に貢献しています。
セールスフォースジャパンの新卒採用
募集コース
以下はセールスフォースジャパンで主に募集されているコースと職種です。
職種 | 業務内容 |
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内勤営業 (Sales Development) | Marketing部署が創出した見込み顧客、もしくは新規顧客に対して、課題やビジョンをヒアリングし、 Salesforceがどのように貢献できるか提案活動を行い、外勤営業に商談を創出する役割を担います。 |
技術営業 (Solution Engineer) | まだSalesforceのサービスを使っていない顧客企業に対して、製品を採用いただくための活動を行います。 外勤営業と顧客企業に同行し、顧客の業務に合わせた製品のデモ作成や、プレゼンテーションなど、 技術的観点から営業提案を行います。 |
サポート/活用支援 (Customer Success Group (CSG)) | Salesforceを導入した顧客企業の、製品の技術的なサポートや活用支援を行います。 導入後の顧客企業の問題解決や、満足度を向上させることで、製品を長く便利に使っていただくサポートを行い、 Customer Successを実現する役割を担います。 |
採用人数
Salesforceは、毎年70 – 80人程度の新卒を採用しています。
年度 | 人数 |
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2021年度 | 76名 |
2022年度 | 78名 |
2023年度 | 72名 |
セールスフォースジャパンの選考対策
1. 5つコアバリューやOhanaの精神の理解と実践
Salesforceには、5つコアバリューやOhanaの精神が強く根付いています。これらを深く理解し、自身の経験と結びつけて具体的な例を準備しましょう。特に、チームで協力して何かを成し遂げた経験や、アルバイトやインターンなどで顧客の成功のために自ら考え実践した経験は高く評価されると思われます。
2. Why Salesforce?の明確化
選考対策には、まず「なぜSalesforceで働きたいのか」を明確にすることが重要です。Salesforceの製品やかるちゃー、そして自身のキャリア目標について深く考え、その理由を具体的に述べられるようにしましょう。また、職種別採用のため、どの事業や部門に興味があるか、そこでどのように貢献したいかを具体的に説明できるようにしておくことが大切です。
セールスフォースジャパンの初任給
初任給
Salesforceの新卒採用における初任給は、業界の中でも競争力のある水準に設定されています。
給与
■2023年実績
・年俸制
・333,333 円(月額)、および業績給
・みなし労働時間 30時間/月(固定割増賃金として 63,291 円)を含む■モデル年収
(引用:type就活)
・450万円(新卒で入社し、1年間勤務した場合)
よくある質問
- 英語力は必須ですか?
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結論:英語力は基本的に必須ではありません。
Salesforce Japanは基本的に日本人の従業員が日本のお客様を相手にビジネスをしているため、多くのポジションでは英語は必須ではありません。
ただ、本社が米国にあるグローバル企業であるため、社内ドキュメントやツールが一部英語であったり、米国本社や他の国の拠点の従業員と英語でのコミュニケーションが必要なる場面もあります。
- 学歴フィルターはありますか?
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結論:学歴フィルターはありません。
2023年度にSalesforce Japanに新卒入社した社員のLinkedInより卒業大学を確認すると、幅広い大学から採用されてれいることが分かります。