【26・27卒向け】総合商社とは?新卒に人気な7大商社と併せて徹底解説!

総合商社とは?新卒に人気な7大商社と併せて徹底解説!
運営者:Yuhei

分かるようで分からない「総合商社とはどのようなビジネスをしているのか」について、新卒に人気な7大商社と併せて徹底解説します。

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目次

総合商社とは?

総合商社とは?

総合商社とは、「ラーメンからロケットまで」と比喩される幅広い業界に対して、「トレーディング」と「事業投資」の2つの手段を用いて、バリューチェーンの上流から下流までを繋ぐことで付加価値を発揮する、日本独自の企業形態のことを指します。

また、その「バリューチェーンの上流から下流までを繋ぐ」という事業の特性上、総合商社と呼ばれる業態を持つ企業は、基本的にはグローバルに事業を展開しています。

運営者:Yuhei

一般的には「Trading Company」と英訳されることも多い商社ですが、総合商社は、トレーディングに留まらないビジネス領域とその独自性から「Sogo Shosha」とそのまま英訳されることもあるんです。

以下は、皆さんに馴染みのある「コンビニのXXチキン」が店頭に並び、皆さんの手に届くようになるまで、総合商社がどのように関わっているかを例として、総合商社のビジネスを図解したイメージです。

総合商社のビジネス:総合商社はトレーディングと事業投資で、バリューチェーンを「つなぐ」ビジネスを展開する

トレーディングはその言葉の通り「仕入れ元と販売先を繋げる」役割を担っています。例えば、アメリカの飼料を生産するメーカーから飼料を仕入れ、日本で養鶏場を運営する生産事業者に販売するようなイメージです。

事業投資も同様に「仕入れ元と販売先を繋げる」役割にはなりますが、投資という形でオーナーシップを持って各事業に関わることから、バリューチェーンの各段階におけるニーズを汲み取り、それぞれの仕入れ元にフィードバックできる仕組みを持つことで、より付加価値が高い役割を担うことを実現しています。

例えば、子会社である養鶏ビジネスを展開するアメリカ企業から「今までより鶏肉の質が高まる、タンパク質豊富な飼料が欲しい」というニーズがあった場合に、直接的にその情報を子会社である中国の飼料メーカーにフィードバックし、同社の飼料開発に活かすことができるのです。

7大商社とは?|日本を代表する7つの総合商社

日本を代表する総合商社である三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅・豊田通商・双日の7社は、まとめて「7大商社」と呼ばれています。

以下では、そんな7大商社の各社について概要レベルでご紹介します。PRACAREERでは各社を詳細にまとめたページもございますので、気になる企業については是非ご確認ください。

三菱商事

1870年に岩崎弥太郎が創業した「九十九商会」に起源を持つ三菱商事は、現在では伊藤忠商事・三井物産と並んで「3大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

そして、2024年度には約19.6兆円もの売上高・約9,640億円もの純利益を計上しましたが、業界における純利益トップの座を三井物産に譲ったことから、これからの動向が注目されています。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、ジム等の設備が整った男子寮が「神楽坂」という好立地に新設されており、2025年春から入居が始まることから、今後ますます就活生からの人気が高まることが予想されます。

三菱商事の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で三菱商事を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

伊藤忠商事

1858年に初代伊藤忠兵衛が麻布の行商を始めたことに起源を持つ伊藤忠商事は、現在では三菱商事・三井物産と並んで「3大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度に約14兆円の売上高・約8,018億円の純利益を計上した同社ですが、強みである非資源分野の更なる拡大に向け、2025年2月初頭にセブン&アイ買収への参画を「検討している」と明らかにしたことで話題となりました。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、食堂やジムを完備した独身寮を首都圏(日吉)に設置しており、約1.5万円/月で住むことができるため、非常に魅力的な環境が整っています。

伊藤忠商事の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で伊藤忠商事を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

三井物産

三井家の貿易事業部門として設立されたことに起源を持つ三井物産は、現在では三菱商事・伊藤忠商事と並んで「3大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度には約13.3兆円の売上高・1.06兆円の純利益を計上しており、総合商社業界における純利益トップの座を三菱商事から奪ったことで話題になりました。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、食堂やジムを完備した男子寮と、日替わりメニューが楽しめる食堂やコワーキングスペースを完備した女子寮が都内に設置されており、新卒入社後3年間、約1~2万円ほどで住むことが可能であり、非常に魅力的な環境が整備されています。

三井物産の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で三井物産を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

住友商事

1919年12月に設立された大阪北港株式会社に起源を持つ住友商事は、現在では三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・丸紅と並んで「5大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度には約11.5兆円の売上高・約4,500億円の純利益を計上しており、2025年2月初頭には、運転士不足や渋滞などの社会課題を解決すべく、自動運転バス事業への参画を発表して話題になりました。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、千葉県浦安市(新浦安駅)に独身寮が設置されており、男子寮には大浴場やトレーニングルームがあったり、女子寮は各部屋の設備が充実していたりと、非常に充実した住環境が整っています。

住友商事の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で住友商事を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

丸紅

伊藤忠商事と同様に、1858年に初代伊藤忠兵衛が麻布類の卸売業を始めたことを起源する丸紅は、現在では三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事と並んで「5大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度には約11.2兆円の売上高・約5,300億円の純利益を計上しており、2024年末には、さらなる事業成長を目指して6年ぶりに社長を交代することを発表したことで話題になりました。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、約1万円/月という破格の家賃で、独身であれば30歳まで入居が可能な独身寮が整備されています。

丸紅の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で丸紅を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

豊田通商

1936年に設立されたトヨタ車の販売金融を行う「トヨタ金融株式会社」に起源を持つ豊田通商は、現在では三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅・双日と並んで「7大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度には約10.5兆円の売上高・約4,800億円の純利益を計上しており、2025年2月には、圧倒的な強みを誇るアフリカでの事業展開をさらに強化すべく、日本を代表する消費財メーカーであるユニ・チャームと組み、ケニアでの生理用品の生産販売を行うことを発表しています。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、約2,000~5,000円という破格の家賃で借り上げ社宅に住める制度が整備されています。

豊田通商の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で豊田通商を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

双日

2004年に「ニチメン株式会社」と「日商岩井株式会社」が合併することによって誕生した双日は、現在では三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅・豊田通商と並んで「7大商社」と呼ばれ、毎年就活生に多大な人気を誇る企業の一つです。

2024年度には約2.3兆円の売上高・約1,800億円の純利益を計上しており、2025年に入ってからは、強みである航空関連事業の更なる成長に向けてスカイマークの株を5%取得したことで話題になりました。

就活生が特に気になる住宅支援制度については、サウナ付きの大浴場やジム等を完備した男性寮を清澄白河に、ラウンジやパターゴルフ室を持つ女性寮を代々木上原に設置しており、それぞれ新卒6年目まで、2~3万円/月程の家賃で住めるため、非常に魅力的な環境が整備しています。

双日の詳細については以下の記事でまとめています。近年の採用動向から求める人物像、気になる待遇面まで徹底的にリサーチ・解説していますので、新卒で双日を受けようと考えている方は是非チェックしてみてください!

総合商社の就職難易度

総合商社の就職難易度は?

総合商社は、新卒の就職活動において非常に高い人気を誇り、毎年多くの学生がその採用枠を争っています。

その中でも特に7大商社は、ONECAREER等の媒体が集計している就職人気度や就職難易度に焦点を当てた以下のようなランキングに名を連ねることから、その人気と就職難易度の高さが見て取れます。

人気度評価
  • 5位
    三菱商事
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 18位
    伊藤忠商事
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 30位
    三井物産
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 29位
    住友商事
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 19位
    丸紅
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 豊田通商
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
  • 双日
    ONECAREER | 就活人気企業ランキング 2024(文系部門)
難易度評価
  • 8位
    三菱商事
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 15位
    伊藤忠商事
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 4位
    三井物産
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 9位
    住友商事
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 6位
    丸紅
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 58位
    豊田通商
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024
  • 47位
    双日
    大学通信 | 新卒就職者の出身大学から測る企業入社難易度ランキング2024

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総合商社が人気な理由

上述の通り、様々なランキングにランクインするなど、総合商社は就活生からの人気が極めて高い業界となっていますが、その背景には以下の2つの要因があります。

圧倒的な待遇|海外駐在で数千万の資産形成⁉

総合商社が就活生に人気である理由の一つとして、確実に総合商社が持つ「圧倒的な待遇」が挙げられるでしょう。以下では3つの観点からその待遇について解説します。

魅力的な住宅支援制度

7大商社それぞれの概要で触れた通り、各社新卒入社後しばらく入居できる独身寮が整備されており、高くても約3万円/月ほどで住環境を整えることができます。

東京都内または近郊で同様の一人暮らしをしようとすると家賃は10万円程になることから、極めて魅力的な制度であることが分かります。

さらに、企業によっては食堂やジム付きの独身寮となっており、生活費をグッと押し下げることができるため、若手のうちに多くの可処分所得(自由に使えるお金)を得ることに繋がります。

高配当銘柄が安く手に入る社員持株会

また、総合商社の多くは「社員持株会」を設置しており、10~20%ほどの割引価格で自社株を購入することができます。

特に7大商社は、配当利回りが4%を超える高配当銘柄がほとんどであり、グローバルな投資家からも割安銘柄として注目されたことで、近年非常に株価を伸ばしています。

そんな「超優良銘柄」の株式が割引価格で買えることから、資産形成を優位に進めることができる点も、待遇面において非常に魅力的な一面となっています。

海外駐在時の手厚い支援

そして、総合商社におけるビジネスの特性上、グローバルに活躍の場がある商社マンの多くは「海外駐在」を経験することになります。

海外駐在においては、住環境の整備(家賃全額負担等)はもちろんのこと、子供のインターナショナルスクールの学費が会社負担になったり、場所によっては危険地手当が出たりと、海外駐在中はあの手この手で金銭的な支援が行われます。

その手厚さは、とある総合商社の社員の方が「海外駐在中に数千万円の資産形成をすることができた」と述べていることから、直観的に理解することができるでしょう。

魅力的なキャリア|経営者に向けたキャリアパス

加えて、総合商社が就活生に人気である理由として、経営者やベンチャーキャピタルなど一般的に「ハイクラス」と言われるキャリアに向けた魅力的なキャリアを実現しやすいことも挙げられます。

まず、そのようなキャリアを実現しやすい理由の一つとして挙げられるのは、事業投資を行う近年の総合商社のビジネスモデルにあります。

総合商社は、投資先企業の経営層として自社の社員を出向させ、自社のネットワークをフル活用した価値向上を行うことから、サラリーマンとしてであっても経営目線で働く機会が存在しており、シンプルに経営者としての経験を積むキャリアが実現しやすいのです。

また、投資先の選定に当たる業務では、出資元としてビジネスの将来性を分析するような経験を積むことができるため、投資銀行やベンチャーキャピタル、プライベートエクイティファンド等のキャリアチェンジを実現しやすい環境にあります。

運営者:Yuhei

世界を代表するプライベート・エクイティ・ファンド「カーライル・グループ」のシニアアドバイザーである安達保氏は三菱商事出身で有名です

さらに、「社費留学」による学習機会も、総合商社が経営層を目指したキャリアパスが描きやすい理由の一つです。

特に7大商社では、ハーバード大やペンシルベニア大などの海外名門大学におけるMBA(経営学修士)を「社費で」取れるプログラムを整備している場合が多く、経営者を目指したグローバルな学習機会を得ることが可能です。

これらの理由から、総合商社に勤める社員は他業界と比較して将来的な経営者や投資家へのキャリアが描きやすく、そのようなキャリアパスを描く学生には非常に魅力的な環境となっています。

総合商社の平均年収

総合商社の平均年収は?

これまで簡単に「総合商社の待遇は良い」という点にのみ触れていましたが、このセクションでは具体的にどれほどの待遇を得ているのかについて、平均年収という観点からまとめました。

日経の調査に基づく業界別平均年収ランキングにおいて、総合商社は「1位(1329.6万円・45.1歳)」にランクインしています。

順位 業界 平均年収 平均年齢
1 総合商社 1329.6万円 45.1歳
2 投資・投信・投資顧問 1275.1万円 42.5歳
3 証券 1041.8万円 40.6歳
4 コンサルティングファーム・シンクタンク 992.2万円 39.0歳
5 ITコンサルティング 928.3万円 41.2歳

この高い平均年収を実現している大きな理由の一つとして、上述の7大商社の概要にも記載した「数兆円規模の売上高・数千億円規模の純利益」という圧倒的な業績にあります。

例えば、日本経済新聞社による「2024年夏のボーナス調査(中間集計)」において、純利益が1兆円に近い三菱商事は、業績連動である夏のボーナスの平均支給額が「641万円」と算出されており、日本の平均年収を優に上回る金額を1回の賞与で支給していることが分かります。

このようにシンプルに業績が圧倒的に良い点が社員の業績連動ボーナスにも跳ね返ってくることで、総合商社は平均年収が非常に高い業界となっています。

7大商社の平均年収比較

総合商社の中でも、特に高待遇で人気の高い「7大商社」の平均年収及び平均年齢比較は以下の通りです(2025年2月時点で最新の各社における通期有価証券報告書から抜粋)。

その中でも三菱商事は平均年収が2,000万円を超えており、7大商社の中でも圧倒的な高待遇を提供していることが見て取れます。

企業名 平均年収 平均年齢
7大商社平均 1,667万円 42.5歳
三菱商事 2,091万円 42.7歳
伊藤忠商事 1,754万円 42.3歳
三井物産 1,900万円 42.3歳
豊田通商 1,263万円 43.2歳
丸紅 1,655万円 42.4歳
住友商事 1,759万円 43.1歳
双日 1,247万円 41.4歳

さいごに | 7大商社を目指すならPRACAREER

本記事では「総合商社とは何か」、「その中でも特に人気な7大商社とはどのような企業なのか」、そして「どのような待遇を用意しているのか」に焦点を当ててご紹介しました。

総合商社は「トレーディング」と「事業投資」で、バリューチェーンを繋ぐビジネスを展開しています。

その観点を持って統合報告書や有価証券報告書を確認することで、各社独自の価値創造ストーリーがより分かりやすく理解できるようになります。

また、総合商社で働くということは、サラリーマンとして高待遇を得られるだけではなく、将来的には経営者等のさらにハイクラスなキャリアを目指しやすい「レバレッジの効く資本的経験」が積めることを意味します。

それらを主な要因として、毎年多くの学生が各社の少ない内定枠を争うため、総合商社(特に7大商社)は人気かつ就職難易度が極めて高い業界となっています。

7大商社内定者の共通点は「量」にあり!

そのような難易度の高い総合商社業界、特に7大商社に内定を貰う人の基本的な共通点として「圧倒的に行動している」ことが挙げられます。例えば、PRACAREERのインタビューに応じてくれた内定者の方は以下のように述べていました。

三菱商事と伊藤忠商事に内定を貰ったAさん(早稲田大学卒)

就活生時代は、本気で総合商社に入りたかったし、3大商社にこだわりたかったんです。だからこそ、3大商社各社に対して「それぞれ30人以上」の社員の方々にOB/OG訪問をし、そこで得たリアルな声を基に志望動機や自己PRを作成していました。自分で作った文章に対しては、定期的に他者目線を入れることで、読みやすさ・伝わりやすさにを改善しようと行動し続けました。

三井物産・丸紅・双日に内定を貰ったBさん(慶応大学卒)

私はガクチカにあまり自信がなかったので、とにかく自分の「魅せ方・伝え方」にこだわろうと、面接練習を「200回以上」こなしました。他者からどう見えるかという観点で場数を踏むために、比較的スケジュールの調整しやすい、同じ就活生との面接練習が主でした。毎回録画・録音したり、率直なフィードバックを貰うことで練習の質を向上させて、求める人物像に合うように伝えられるよう頑張りました。

このように、OB/OG訪問であっても面接練習であっても、とにかく「量」に焦点を当てた上で、その行動に対して振り返り学びを得ることで、後から「質」が付いてくるという考え方で、総合商社志望としての就職活動を成功させた方が多くいます。

しかし、就職活動において「量」をこなすには「練習相手がいない…」「練習方法や振り返り方法が分からない…」「モチベーションが維持できない…」といった悩みが付きまといます。

そんな方々の為に、PRACAREERは「小さな成功を積み上げることで就活のモチベーションを維持し、圧倒的な行動量の実現」を支援するサービスを「完全無料」で提供していますので、是非活用ください。

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よくある質問

総合商社志望が併願すべき企業はどこ?

明確にどこの企業を併願すべき、といったことはありませんが、よくある併願のケースとしては、総合商社と外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行を併願するパターンが挙げられます。

なぜならば、総合商社(特に7大商社)における本選考のエントリーフォームにおいて、どのような企業のサマーインターンに参加したか・内定を得ているかを記載する欄に、外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行の名前が並ぶことが多く、一つの登竜門的立ち位置として認識されている可能性があるためです。

総合商社を目指す就活生の理想のスケジュールは?

いつ内定を得たいか、によって大きく変わってくることを前提としますが、最もスムーズな流れはサマーインターンシップ経由で内定を得る形でしょう。

そう考えると、2年次の冬頃から就活を始め、ベンチャー企業等のスプリングインターンシップで選考経験を積み、サマーインターンシップの選考が始める6月頃からには完全に対策ができている状態を作ることが理想的な形になります。

SPI等の足切りをきちんと突破できる対策をした上で、春から経験し続けた面接で安定したパフォーマンスを出すことができれば、夏前から動くパターンが多い周囲の就活生と差別化することができるはずです。

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